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†魚の運命†
日々を焚き付けにして 瞬時の暖を取り 小石に紛れて 川の端に打ち上げられるもの
5月31日
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†ぜんまい†
螺旋を描いていた 緑の揺らぎの中から ほどけてゆくその先を あてもなく、紫
5月29日
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†無意識に†
泡が膨れ上がっていくと それは数えきれない縫い目となって うちひしがれる肩を 絡めとってしまったしまった
5月28日
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†網の目の†
雪の言葉を思い出せと 毎朝告げに来る あなたは雪の意味も知らず ただ言葉をほぐして行く
5月27日
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†波打ち際†
もしもこの百年が過ぎるとしても 雲のような足取りで去っていく 身ぶりまで同じ まぶたの震えまで同じ
5月25日
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†割れ窓†
切り離されて 砕けた時に はじめて知るのだ これが何の繋がりもない 前置詞と擬音だったと
5月20日
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†海の送信†
破れたスカートの海 を繋いで波をうねらせる 針は飛沫を刺して 小花模様の砂浜で途絶える
5月15日
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†歪みのあるもの†
緑の頁を開いて ペンをとる暇もなく 破りとられれば海は ただの布になってしまった
5月14日
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