■ 柘 榴 の 間 ■
 
 
 
   

2020
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月

2019
如月

2018
長月
文月
季夏
卯月
弥生
如月

2010
文月

2008
長月
葉月
文月

2007
如月
睦月

2006
霜月
孟冬
葉月

2005
葉月
文月
季夏

2004
弥生
睦月

2003
季冬
霜月
葉月
文月
季夏
卯月
弥生
如月
睦月

2002
季冬
霜月
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月
弥生
如月
睦月

2001
季冬
霜月
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月
弥生
如月
睦月

2000
季冬
霜月
孟冬
長月

 
 
 
 
   

†皮革†
メロンは私の苦しみ
陽光に苛まれた恩寵というのだ
もう、果実が甘いなどと
思うことはないだろうに
7月31日

†夜の箱II†
とても近い
夏の夜の息が点滅するのを見た
とても遠い
流れの向こうに投げ出される痛み
7月30日

†箱の夜†
光を拾っては、箱に納めていた
これは外へ開かれていく紙包み
サテンのリボンの速度は
応えよりも滑らかに光った
7月30日

†限られた果実†
時計草が告げるように
太陽の循環にそって
この手が触れたのは約束だった
怖れの向こうの酸い輝き
7月26日

†土の時間†
曖昧な予言が底に沈む
渦巻くはなづなの白い夢
繰り返しなぞることはできるのか
その生命の文様は
7月25日

†エスプレッソ†
最後の一滴
駆け足の押印
黒い土星の申し子が
今、ピリオドを打つ
7月24日

†放浪†
かきまわして引きずり出した
それが、根
何と絡み合っていたのか
痛みを吸い上げていた彼岸で
7月23日

†種子†
私は鍵を見出だしたのか
扉の前の自問自答
水晶の中に差し入れても
取り出せるものとてないものを
7月22日

†髪†
床に散らばるト音記号
もつれた音譜どもの叫び
すべては費やされた
夏草の運命はごみ箱行きだ
7月22日

 
 

 
 
 
前月 次月

正門