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†落葉樹†
天空に続く回廊の端に立つ 枯れ枝のアーチが窓枠の向こうに 突き抜けて広がっている 落葉こそ美しい時刻
1月14日
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†川向こう†
濁流を超えたところに 懐かしい響きがあった 何処ぞ故郷と思い定めん 川向こうは見知らぬ人の祭典
1月11日
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†闘牛士の歌†
眠りの狭間から雄牛の首が覗いている 切り取られたばかりの 槍で貫きあった男の腹から 流れ出ている血の歌
1月8日
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†皮を剥く†
紙は重ねて置いておこう 埃を挟んで沈んでいく 剥がされた記憶のラベルで 傷ついた皮膚は甦りはしない
1月5日
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†花開く音†
暗闇に咲いていた 匂い立つ映像が ああ、林檎、と 甘い蜜が翳から立ち昇る
1月5日
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