■ 柘 榴 の 間 ■
 
 
 
   

2020
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月

2019
如月

2018
長月
文月
季夏
卯月
弥生
如月

2010
文月

2008
長月
葉月
文月

2007
如月
睦月

2006
霜月
孟冬
葉月

2005
葉月
文月
季夏

2004
弥生
睦月

2003
季冬
霜月
葉月
文月
季夏
卯月
弥生
如月
睦月

2002
季冬
霜月
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月
弥生
如月
睦月

2001
季冬
霜月
孟冬
長月
葉月
文月
季夏
皐月
卯月
弥生
如月
睦月

2000
季冬
霜月
孟冬
長月

 
 
 
 
   

†転倒†
眠っていると応えるので
見知らぬものを見知らぬままに
捨ててきた夜を繰り返し探る
濁りを払うにはあまりに重い炎が必要だ
8月16日

†戦闘領域†
他人の領域に息を潜めて
扉をあける時を伺いながら
どちらが先に手を出すか計りかねている
きしみ滑る音を数えながら
8月15日

†愛が語られるわけではない†
夕暮れの光が今、橋梁を
貫いて響きを立てたのだ
肋骨がうずいていたのを知る
一斉に飛ぶ鳩も呼び交わすではないか
8月12日

†環状線†
合図が決められているのだ
そうして流れは一方向へ向かう
同じ文字の響きで悟るように
答えが吊るされてはためいている
8月8日

†温かい手の印†
渦が解けてゆくのを眺めるように
まぶたの裏の模様に引きずられている
チョコレートの分析は遠ざかる
やっと許されたのだ
8月3日

†捕らわれて†
朝を喰い潰し
泥寧にただよう午後を見送る
今夜までの内に水が上がって
あの魚は窒息するだろう
8月2日

 
 

 
 
 
前月 次月

正門