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†転倒†
眠っていると応えるので 見知らぬものを見知らぬままに 捨ててきた夜を繰り返し探る 濁りを払うにはあまりに重い炎が必要だ
8月16日
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†戦闘領域†
他人の領域に息を潜めて 扉をあける時を伺いながら どちらが先に手を出すか計りかねている きしみ滑る音を数えながら
8月15日
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†愛が語られるわけではない†
夕暮れの光が今、橋梁を 貫いて響きを立てたのだ 肋骨がうずいていたのを知る 一斉に飛ぶ鳩も呼び交わすではないか
8月12日
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†環状線†
合図が決められているのだ そうして流れは一方向へ向かう 同じ文字の響きで悟るように 答えが吊るされてはためいている
8月8日
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†温かい手の印†
渦が解けてゆくのを眺めるように まぶたの裏の模様に引きずられている チョコレートの分析は遠ざかる やっと許されたのだ
8月3日
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†捕らわれて†
朝を喰い潰し 泥寧にただよう午後を見送る 今夜までの内に水が上がって あの魚は窒息するだろう
8月2日
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