■ 柘 榴 の 間 ■
 
 
 
   

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†日記†
朝疾く、白と空色の小路の合間を抜けて静明な海を見出す。
造り物のように輝く街路に紅いゼラニウムが開いていた。
09月30日

†夢想†
甘味は常に魂を溺れさせる
幻想は休みなく飛ぶ翼
引き千切られる音がして
初めて目覚める苦痛を知る
9月29日

†柘榴†
柘榴よ柘榴 輝く汝の
血の如き香気
魂を切り開かば
苦痛の果粒のこぼれ落ちぬ
9月27日

†光輝†
遠い声を辿るのは指先
流れる時間をさえぎるのは月と星の合間
ゆっくりと離れて行く光芒を手のひらに受け
指からこぼれて行くのを見ていた
9月27日

†日記†
一日一言でも、何か書くことに決める。ささやかな日記替りのルバイヤアト 4行詩を連ねよう。
9月27日

 
 

 
 
 
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