牴 - 漢字私註

説文解字

觸也。从牛氐聲。

二・牛部

康煕字典

部・劃數

牛部五劃

『唐韻』都禮切『集韻』『韻會』典禮切、𠀤音邸。『說文』觸也、从牛氐聲。『唐韻』角觸。『揚子・方言』牴、會也。雍梁之閒曰牴、秦晉亦曰牴。

又『玉篇』角牴、雜技樂也。

又『玉篇』略也。大牴、言大略也。

『玉篇』或作觝。『韻會』通作抵邸氐。

又『集韻』都黎切、音氐。本作羝。羊也。

又『集韻』椿皆切、音𪘨。𤛳牴、獸名、性忠直。

音訓

音

テイ(漢) 〈『廣韻・上聲・薺・邸』都禮切〉

訓

ふれる。あたる。いたる。をひつじ。ほぼ(大牴)。

解字

白川

形聲。聲符は氐。氐は曲刀を以て物の底邊を削り取る意。

説文解字に觸るるなりとあり、獸が頭を下げて、角を以て角牴することをいふ。觸字條に牴あたるなりとあつて、互訓。合はせて「牴觸」といふ。

字はまた觝、抵に作り、角力を角觝、角抵といふ。

藤堂

牛と音符氐(=底。下の線まで屆く)の會意兼形聲。

屬性

牴

U+7274

JIS: 1-64-18