𥆞 - 漢字私註

説文解字

𥆞
目圍也。从𠂆。讀若書卷之卷。古文以爲醜字。

康煕字典

部・劃數
目部七劃

『唐韻』居倦切『集韻』古倦切、𠀤音眷。『說文』目圍也。

又『集韻』醜古作𥆞。註詳酉部十畫。

○按『字彙』『正字通』譌作、誤入七畫、非。

音訓

ケン
まぶち

解字

字の意義には關はりなく、二に從ふ字と見るべきであらう。

白川

象形。両目の眼圍、目のふちを示す。

説文解字に古文、以て醜字と爲すといふが、聲義が異なる。

『繫傳』に字を靦につくるが、その字とも定め難い。

この形に從ふ𡚇は拳勇の意。その字から考へると、𥆞は眼圍に入墨した形。𡚇はその人をいふ字と見るべきであらう。

屬性

𥆞
U+2519E

関聯字

𥆞聲の字