外轉第十三 - 廣韻私註・韻鏡轉別索引

屬性

開合
備考
去聲寄此と註し、入聲の欄に去聲夬韻を配する。

本圖

聲調 平聲 上聲 去聲 (入聲)
1
等呼
唇音
2

3
4
次清 𡜊

5
𤗏 6
2
清濁
舌音 𪒴 𪘨
2

7

8
次清
8

2

8
𦤧
9
清濁
牙音 𪂍
2

8
次清 谿
8
𪙏
8
清濁 𩂢 𦗐
8
齒音
8
次清 10
8

11
𤡧
2

9
西
2

2

8
𠱡

2

12

8
喉音 𢰇
2
𠯋
8
13
13
2

14
清濁
2

2
半舌音 清濁 𨦂
2

8
半齒音 清濁
2

15

16

16
註1
底本は韻名を示さず空欄とする。『磨光韻鏡』は海韻とする。註12のとほり灑を殘置するので、空欄としておく。
註2
『磨光韻鏡』の增補。
註3
底本は俖を配するが、『磨光韻鏡』と同樣に替へて㤳を配する。
註4
底本はを配するが『磨光韻鏡』は刪る。なほ、底本、『磨光韻鏡』ともに外轉第十四の同位置に拜を配する。
註5
底本は啡(『廣韻・上聲・海』匹愷切)を配し、『磨光韻鏡』は俖(『廣韻・上聲・海』普乃切)を配する。兩字は『集韻・上聲上・海第十五』に同音(普亥切)。
註6
底本は罷を配するが『磨光韻鏡』は外轉第十五の同位置に配する。罷に『廣韻・上聲・蟹』薄蟹切の音があり、『磨光韻鏡』の配置が妥當。
註7
『磨光韻鏡』は媞を配し、朝懈切とする。『五音集韻・去聲卷第十・怪第十三』に見えるが、『五音集韻』は『廣韻』206韻を160韻に纏めてをり、配置の當否は不詳。(反切下字の懈は『廣韻』では卦韻。)
註8
底本は本轉・去聲三等に祭韻の字を配するが、『磨光韻鏡』は外轉第十五・去聲三等に遷す。
註9
底本は本轉に配するが、『磨光韻鏡』は外轉第十四に遷す。
註10
底本は瘥を配するが『磨光韻鏡』は外轉第十五の同位置に配する。瘥に『廣韻・去聲・卦』楚懈切の音があり、『磨光韻鏡』の配置が妥當。
註11
『磨光韻鏡』は刪る。啐は『廣韻・去聲・夬』倉夬切。古今文字集成は清母とし、反切上字の倉も清母の字だが、『五音集韻』は穿母とする(反切は同じく倉夬切)。『磨光韻鏡・四十三轉輕重字母定局』では穿母の位置。配置が妥當か否か判斷不能。
註12
『磨光韻鏡』は刪る。灑は『集韻・上聲上・薺第十一』時禮切、聲母は常母。『磨光韻鏡・四十三轉輕重字母定局』では常母の位置。『磨光韻鏡』は上聲三等を海韻とするが、底本は韻名を空けてをり、海薺兩韻に跨がる意と解すれば、底本の配置を誤りとはし難い。故に殘置する。
註13
底本は䋵(於罽切、影母)を喉音清(曉母)・去聲三等に配するが、過誤と思しく、喉音清(影母)に遷す。また底本は䋵を外轉十五・喉音清(影母)・去聲四等に重出する。
註14
底本は傒とするが、兮と同音。『磨光韻鏡』と同樣に替へて徯を配する。
註15
『磨光韻鏡』は外轉第十四・平聲三等に遷す。
註16
底本は一等に、『磨光韻鏡』は三等に配する。