靶 - 漢字私註

説文解字

靶
轡革也。从聲。
革部

康煕字典

部・劃數
革部四劃

『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤必駕切、音灞。『說文』轡革也。『爾雅・釋器』轡首謂之革。《註》轡靶革。《疏》【字林】云、靶、轡革也。

又『爾雅・釋器』輿革前謂之鞎。《註》以韋靶車軾。《疏》靶、謂鞔也。

音訓義

ハ(漢) ヘ(呉)⦅一⦆⦅二⦆
たづな⦅一⦆
⦅一⦆
つか⦅一⦆
官話
⦅一⦆
⦅二⦆
粤語
baa3⦅一⦆
baa2⦅二⦆

⦅一⦆

反切
廣韻・去聲』必駕切
集韻・去聲下禡第四十』必駕切
『五音集韻・去聲卷第十一・禡第十七・幫二・霸』必駕切
聲母
幫(唇音・全清)
等呼
官話
粤語
baa3
日本語音
ハ(漢)
ヘ(呉)
たづな
つか

⦅二⦆

官話
粤語
baa2
日本語音
ハ(漢)
ヘ(呉)
まと。射的を打靶といふ。
補註
藤堂、KO字源は、本音義を俗用とする。

解字

白川

形聲。聲符は。巴に把握の意がある。

『説文解字』に轡の革なりとあり、手綱。

またと通じ、つか。

射的の的をも言ふ。

藤堂

と音符(平らにのびる、平らな掌で握る)の會意兼形聲。

屬性

U+9776
JIS X 0212: 71-28