説文解字私註 畗部

畗 滿也。从高省、象高厚之形。凡畗之屬皆从畗。讀若伏。
善也。从畗省、亡聲。
𡆨 古文良。
𡰩 亦古文良。
𥭷 亦古文良。

舊版

説文解字
良𣌩 善也。从畗省、亡聲。
𡆨 古文良。
𡰩 亦古文良。
𥭷 亦古文良。
康煕字典
艮部(一劃)
《古文》𡰩𥭣𡆨
『廣韻』『集韻』『韻會』呂張切『正韻』龍張切、𠀤音梁。『說文』善也。『廣韻』賢也。『釋名』良、量也。量力而動、不敢越限也。『書・益稷』元首明哉、股肱良哉。又『太甲』一人元良、萬邦以貞。《註》元、大。良、善也。
『論語』夫子溫良恭儉讓以得之。『朱註』良、易直也。
『爾雅・釋詁』良、首也。
『博雅』良、長也。
『正韻』器工曰良。『禮・月令』陶器必良。『周禮・天官・王府』掌凡良貨賄之藏。又『內府』掌良兵良器、以待邦之大用。又『春官・巾車』凡良車散車不在等者、其用無常。《註》作之有功有沽。『疏』精作爲功則曰良。麤作爲沽、則曰散也。
『博雅』良、牢、𩋆也。
深也。『後漢・祭遵傳』良夜乃罷。《註》良、猶深也。
良人、夫也。『儀禮・士昏禮』御衽于奧、媵衽良席在東。《註》婦人稱夫曰良。『孟子』良人者、所仰望而終身也。
夫稱婦亦曰良人。『詩・唐風』今夕何夕、見此良人。『毛傳』良人、美室也。○按朱註云:良人、夫稱也。與毛傳異。
良久、頗久也。『列子・仲尼篇』公子牟默然良久、告退。『正韻』或以爲良久、少久也。一曰良、略也。聲輕、故轉略爲良。
病愈曰良愈。
能也。『左傳・昭十八年』弗良及也。『疏』正義曰、良是語詞。服虔云、弗良及者、不能及也。良、能也。
『左傳・莊十六年』良月。《註》十月也。
『禮・少儀』僕者右帶劒、負良綏、申之面。《註》良綏、君綏也。
『莊子・危言篇』嘗視其良。《註》墓也。
『諡法』溫良好善曰良。
姓。鄭大夫良霄、漢長秋良賀。
王良、星名。
大良造、秦官名。
地名。『左傳・昭十三年』秋、晉侯會吳子于良。《註》下邳有良城縣。
山名。『山海經』良餘之山、其上多穀柞、無石。
草名。『博雅』黃良、大黃也。
彊良、獸名。見『山海經』。
吉良、良馬名。見『唐書・兵志』。
『古今注』螢火、一名丹良。
『韻會』里養切、音兩。『周禮・夏官・方相氏』以戈擊四隅、毆方良。《註》方良、罔兩也。『釋文』方言、罔良、音兩。
『正字通』音亮。『古詩』良無盤石固。『李白・宴桃李園序』良有以也。
リャウ
よい。すぐれる。まことに。やや。
解字(白川)
長い囊の上下に流し口をつけて穀物などを入れ、それを選り分けて糧を量ることをいふ象形字。
良は穀を選び、量を定めるものであるから、また良善の意となり、すべて狀態の良善なるものをいふ。
解字(藤堂)
○型の穀粒を水で洗ひ綺麗にしたさまを表す會意字。粮の原字。
解字(落合)
甲骨文は、日の上下に曲線の指示記號を加へた字。日の意義については多くの説があるが、不詳。
解字(漢字多功能字庫)
甲骨文、金文は、半穴居の走廊を象る。廊の初文。
當用漢字・常用漢字