第一號報告書
ヌメロ アン
第一號報告書


共通様式1  
年月日
            
調査官番号
F09377501
氏名
ギデオン・ハーディー
派遣惑星
ドゥガ
出身県
ギザール区第9県
身分措置


 第1號(赴任三ヶ月目)の報告書を別添のとおり提出します。
 
  

署名
             
1.惑星調査官報告書
2.添付資料(無)
 

 

 
 

共通様式2

惑星調査官報告書







第1號(赴任三ヶ月目)として、以下の項目について報告します。

1)惑星の大まかな特徴

この惑星は、可住地域がまだ充分に拡張されていない。人口は、概ね200程度の小都市にほぼ分散している。その為、人口が少ない割には密度が高く感じられる。
四季はなく、通年で乾燥気味ではあるが、気候は穏やかで、生活するには大変楽である。緑地域もあり、農業生産も行われている。しかし、地味に乏しいせいか、食品生産・自給能力はあまり高くない。この点の改善が望まれる。

2)住民の形状。

住民は概ね同じ人種的特徴が見られ、非常に均一感がある。分布的には中肉中背から、やや肥満型が多い。頭髪は短く巻毛で柔らかい木の実色。目は窪み、頬骨が高く、骨格的に貧相な顔立ちが多い。皮膚はやや黒ずんで張りがないが、幼少時はややこれよりも色が白い。
目の色だけは様々であるが、概ねやや淡い金褐色から黒色と、濃色が多い。
容姿には、急速な加齢による変化が起きるようである。およそ、十歳から十二歳前後で、身長の急成長、顔立ちの変化が起きる。その後、二十二歳頃までは若々しいが、これを過ぎると、急激に皮膚に皺が寄り、肝斑、黒ずみが出来る。また急激な肥満か、痩せて顔がこけるの変化も起きやすく、特に女性体では、背が曲がっていることが多い。
これは、現在までの調査では、紫外線異常が認められなかったので、食生活の問題であるとも考えられる。

3)住民の文化的特徴

人口が少なく、また密集している、という環境のためか、住民は、主に集団行動を好むようである。住居、移動等、常に集団での行動を行う文化があるようである。公共移動はバスが主体であるが、ここでも、一人だけの乗客はあまりいない。
性格は人見知りをせず、見知らぬ人にもよく話し掛ける。これも、上記の集団性が嵩じたせいではないかと考える。個体を必ず、何らかの集団に取り込んでおくことで安心感を得るという文化的な行動パターンの一つである。
頻繁に、祭儀を行うのも、この上に成り立っていると思われる。祭儀への招待は、一つの文化的な通貨となっていて、多くの祭儀へ招待されたものが、最も尊敬される。この招待には対価はない。物品での交換が出来ない精神的な価値なのである。ただ一つ交換できるのは、自家への招待である。
現地人との融和を図るためには、頻繁に招待を行うと良いと考えられる。
祭儀に伴う、音楽演奏も盛んである。特に現在の時期は祭儀が多いせいか、街中が非常に騒がしいようである。交通も混乱を来しているように見うけられる。しかし、それも一時的なものであろうかとは思われるが。

4)今後の計画

同職場で勤務する現地人及び、その係累から数人を対象に、住民との対話によるより詳細な生活調査を行いたいと考える。

以上

 
 
 
 

 
 
 
 
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