䀠 - 漢字私註

説文解字

䀠
左右視也。从二。凡䀠之屬皆从䀠。讀若拘。又若良士瞿瞿。九遇切。
䀠部

説文解字注

䀠
𠂇又視也。𠂇又各本作左右。非也。今正。凡『詩・齊風』、『唐風』、『禮記・檀弓』、『曾子問』、『雜記』、『玉藻』或言瞿、或言瞿瞿。葢皆䀠之假借。瞿行而䀠廢矣。下曰、𤸰隼之視也。若毛傳於齊曰瞿瞿無守之皃、於唐曰瞿瞿然顧禮義也。各依文立義。而爲驚遽之狀則一。从二目。會意。凡䀠之屬皆从䀠。讀若拘。又若良士瞿瞿。九遇切。五部。

康煕字典

部・劃數
目部・五劃

『唐韻』九遇切『集韻』俱遇切、𠀤音句。『說文』左右視也。『元包經』大有䀠鎣于頁。【傳】曰、目之覽也。《註》䀠、目。頁、首也。

又彥䀠、人名。見『宋史・宗室表』。

又『廣韻』舉朱切『集韻』恭于切、𠀤句平聲。義同。

『玉篇』與同。『集韻』或作奭眗。『六書故』通作𥉁

音訓

ク 〈『廣韻・上平聲・虞・拘』舉朱切〉
ク 〈『廣韻・去聲・遇・屨』九遇切〉
おどろきみる。おどろく。

解字

白川

の會意。『玉篇』に亦た瞿と同じとあり、と同字と見て良い。

金文に、䀠を圖象的に示してゐるものがある。

屬性

U+4020

関聯字

䀠に從ふ字

䀠聲の字