説文解字私註 曰部

曰部

説文解字
詞也。从聲。亦象口气出也。凡曰之屬皆从曰。
康煕字典
部首
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤王伐切、音越。『說文』詞也。从口乙聲。亦象口气出也。《註》徐鍇曰、今試言曰、則口開而氣出也。『玉篇』語端也。『廣韻』於也、之也。『增韻』謂也、稱也。『書・堯典』曰若稽古帝堯曰放勳。○按『古文尙書』曰若作粵若、曰放勳作曰、蓋訓爲語端者與粵通、訓爲詞者則如字耳。
エツ
いふ。いはく。のたまはく。ここに。
解字(白川)
祝詞や誓盟を收める器の上部の一端をあげて、中の書を見る形を象る。その書の内容を他に告げる意。
解字(藤堂)
と└形印の會意。口の中から言葉が└型に出て來ることを示す。
解字(漢字多功能字庫)
甲骨文、金文は、の上に、聲氣を表す短い横劃を加へる形。本義は説話あるいは言詞。(倒口)の下に一のの上に一のと字の構へが良く似てゐる。
甲骨文では話すことを表す。また、稱して呼ぶことを表し、「謂之」に當たる。
金文では話すことを表す。また、稱して呼ぶことを表す。また、句首の語氣の詞に用ゐる。(補註: ここに、と訓ずる。)
戰國竹簡では話すことを表す。また、稱して呼ぶことを表す。

曰若は發語の辭で「ここに」と訓む。

𣆑

《説文解字本文》𣆩𣆑𣌧告也。从曰从冊,冊亦聲。
《康煕》𣆑告也。从曰从冊,冊亦聲。
《康煕》𣌧 『唐韻』楚革切『集韻』測革切、𠀤音冊。『說文』告也。『字彙』从日、入日部、非。
康煕字典は𣆑、𣌧を採錄。
康煕曰部

《説文解字本文》何也。从曰匃聲。
《音》カツ
《訓》なんぞ。なに。
曷若は「いかん」と訓み、どうであるか、どのやうか、の意。
曷爲は「なんすれぞ」と訓み、なにゆゑに、の意。
康煕曰部

説文解字
出气詞也。从、象气出形。『春秋傳』曰、鄭太子曶。
𡆳 籒文曶。一曰佩也。象形。 (康煕囗部)
康煕字典
曰部
『唐韻』『集韻』𠀤呼骨切、音忽。
コツ

は別字。

《説文解字本文》曾也。从兓聲。『詩〔大雅・民勞〕』曰、朁不畏明。
《康煕》〔註〕徐鉉曰、今俗有昝字、蓋朁之譌。○按『詩・大雅』今作不畏明、與『說文』異。
《康煕》『玉篇』朁、發語辭也。
《康煕》『集韻』慈鹽切、音螹。於朁、縣名也。○按今作
《康煕》『集韻』子念切、音譖。與同。假也。
《康煕》『集韻』參古作朁。
《音》サン。セン。
康煕曰部

説文解字
語多沓沓也。从。遼東有沓縣。
康煕字典
水部
水沸溢也。今河朔方言謂沸溢爲沓。
重也。『詩・小雅』噂沓背憎。乂合也。『揚雄・羽獵賦』出入日月、天與地沓。〔註〕言若天地相連合也。
冒也、貪也。『唐書・王琳傳』酋領沓墨。
弛緩意。『孟子』泄泄猶沓沓也。
『集韻』『韻會』『正韻』𠀤託合切、音錔。義同。一曰行擊鼓也。
タフ
をかす。かさなる。
(國訓) くつ
人名用漢字

説文解字
曹𣍘獄之兩曹也。在廷東。从㯥、治事者。从
康煕字典
曰部
サウ
つかさ。ともがら。
常用漢字