説文解字私註 隶部

隶部

説文解字
及也。从、从㞑省。又、持㞑者、从後及之也。凡隶之屬皆从隶。
康煕字典
部首
『唐韻』徒耐切『集韻』待戴切、𠀤音代。『說文』及也。从又、从尾省。又、持尾者、从後及之也。『玉篇』亦作。『集韻』或作𨽿
『廣韻』『集韻』『韻會』羊至切『正韻』以智切、𠀤音肄。義同。
『廣韻』本也。
『集韻』神至切、音示。『方言』餘也、秦晉之閒曰隶。○按今『揚子・方言』本作𨽹
『集韻』徒對切、音隊。从後及之也。
一曰與也。
大計切。音第。狐子也。○按『爾雅・釋獸』貍子𧳙。『釋文』音曳、『集韻』作隶、音大計切、未知何據。
蕩亥切、音殆。與𨽿逮同。
タイ
およぶ
解字(白川)
尾の下部と(手)の會意。獸尾を捕らへ持つ形。
説文解字に逮及の意とする。
の字形によつていへば、隸はと隶とに從ひ、禍殃を他に轉移する呪儀であるらしく、その轉移を受けたものを隸といふ。
解字(藤堂)
手の形と尾の形の會意。尻尾に手が屆いて捕まへることを表す。

𨽿

説文解字
及也。从枲聲。『詩』曰、𨽿天之未陰雨。
康煕字典
隶部九劃
『廣韻』徒亥切『集韻』蕩亥切、𠀤音殆。『玉篇』及也。『集韻』本作。或作
『唐韻』徒耐切『集韻』待戴切、𠀤音代。義同。『說文』【詩】曰、𨽿天之未隂雨。○按今詩豳風作迨。

説文解字
附箸也。从柰聲。
𨾀隷 篆文隸从古文之體。 註に 臣鉉等未詳古文所出。といふ。
康煕字典
隶部
つく。したがふ。しもべ。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》隷