アクアリウム
豹柄のカフスをつけた海老が泳ぐ
息を飲むほどの青が
オコゼの腕からぶらさがる
一休みして鋏を振り回している

到着する濁流の前では
有無を言わさず全てが
連れ去られて行くのだから
叫びを上げる間もなく
粛々と鰈

タツノオトシゴの群れが
垂直に跳ねている
七分置き
地底のアクアリウムで


 
 
 
 
正門
目録