落書きのある陸橋から山は臨めない
立ち止まっていれば
それだけで、もう
コップは一杯だ
溢れて縁から滑り出す透明な
膨らみ
磨かれた食卓に残された輪染み
紛れ込みようのない
異様な骨格が逆走する
無言の大恐竜立ち尽くして
奔流の中でIDカードを求められている
正門
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