わたしと取引きしようと
夜半を訪れたものが言った
名前も知らぬ
それは
まずお前の一番大事なものを
黙って差し出しなさいと
言った

怖れて差し出すことができなかった者は
償わなければならない

夜半の強盗よ
不意打ちの訪問者
襲いかかる
神よ
時の混濁に
君臨するもの
申し出を受けなかった
贖いに何を望むのか
この貪欲な盲人よ
失われた取引きの代わりに

永続する苦痛を
忘却する悔恨を

無言の債権者よ


 
 
 
 
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