あなたとこの光りを見てみたい
と言った
あなたとこの黄金の朝焼けの
テュニス市内を
未完成な都市の初めの静寂な輝きを
滴る冬の太陽が照らしている
あの夜明けと太陽とを
あなたと二人で見てみたい
と言った
遠く離れて歳月は
約束も泡のように浮かんでは消え
眼差しは混ざり合い
定かならぬ面差しに焦がれ
あなたと月の夜を過ごし
あなたに女神のばら色の指先で触れてみたい
そう囁いた
あなたは

なのか

 
 
 
 
正門
目録