窓から光りが
紅のカーテン越しに差しこんでいた。
窓枠の描く
文様
が
くっきりと浮かび上がる
まるで布に染め上げられたかのように
鱗粉が空中を舞っている
時計はすでに時を過ぎている
眠れない夜の話し声の後
なにものか遠い日を待って
目は閉じられていく
正門
目録