偽りが名を呼ばせ
困惑
がかいまみせる
瞬間の幻影
突き刺さる
ジンよジンよ
汝を呼びはせぬのに
何故ここに今現れる
耳も聞こえず口もきけぬ
騒がしい色彩の魔物は
蹲り伏して
蜜線を辿る蟻のように
何物かを読む
全てが失われた後にさえ
なおも与えられた
苦しみの匂いを嗅ぎつけて
正門
目録