静かなパティオの上には銀河が広がる。イスラム式庭園は四方を囲まれた中庭であり、空に開いた鳥籠。巨大な飛行機が目前をよぎる。轟音と共に魂も飛び去る。上昇に上昇の限りを尽くし、更に高みを望んで。流星を求めて、目は貪欲に星空をさまよう。パティオの底に残る重い体は当てのないロシア語で呟く鳥の囀り。この南国の夜へ迎え入れられるその時を待ち望む。

 
 
 
 
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