金の鳥籠に触れると夜の星の中歌う小鳥の姿。
金の籠の鳥は小夜鳴鳥。夜の囁きを全て知っている。古いあずまやで密かに歌われた全ての物語と歌を知っている。あの鳥たちに聞いてごらん。

王女は籠に指で触れ、小夜鳴鳥に問いかける。
あの遠い異国の響きはどこから流れているの。何故こんなにも懐かしいの。誰が歌っているの。