嗚 - 漢字私註

康煕字典

部・劃數
口部十劃

『廣韻』哀都切『集韻』『韻會』汪胡切、𠀤音污。『玉篇』鳴呼、歎辭也。『書・五子之歌』鳴呼曷歸。『集韻』亦作

又與通。『史記・李斯傳』歌呼鳴鳴、快耳目者、眞秦之聲也。亦作烏烏。

又『集韻』烏故切、音惡。歎傷也。『後漢・袁安傳』噫鳴流涕。『釋文』鳴、一故反。

異體字

簡体字。

音訓

ヲ(漢) ウ(呉) 〈『廣韻・上平聲・模・烏』哀都切〉
ああ。なげく。

解字

白川

形聲。聲符は。烏は死烏を懸ける形。その鳥追ひの聲を烏、といふ。嗚は烏の形聲字。むせぶやうな聲、また感動詞に用ゐる。

藤堂

と音符の形聲。

烏も本來は「ああ」と鳴く烏の聲を示した擬聲語であつた。

漢字多功能字庫

語氣詞に用ゐる。金文ではに作る。

屬性

U+55DA
JIS: 1-51-43
U+545C