娯樂系感想ログ: オオカミさんと七人の仲間たち (TVA)

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筋とかキャラとかをさておいて、ナレーションの印象が強烈なアニメであつたことよ。

何か一周してベタなところに戻つてきた、そんな感じがしたw

最後の亮士の挌鬪こそ、まさにベタの極み。でも、かういふベタは惡くない。飛び道具ばかりの作品もいいけど、ベタを上手く自家藥籠中にするのも、必要な手法やよねえ。

ああ、なんか涼子いい感じに弄られポジションやなこれww とか思つて見てたら最後は何かいい話で締つた。

ストーカーから押し掛け女房に昇格した方は、添へ物で終了。中の人的にもう少し聽きたかつたけど、まあいいか。

木の上に上つて降りれなくなつた猫といふモチーフは、いつの頃から使はれてゐるんやらう、とかどうでもいいことを氣にしてみたり。

終幕へ向けての急展開、といふ感じ。

しかしここまで機先を制せられたら、一體全體どう挽回すればいいのか、さつぱり分らんねえ。

意外に急テンポで進んだ感じのした今回。來週まで引つ張つて最終回にでもするのかと思ひきや、さうではなかつた。

しかし、亮士と羊飼のバトルシーン、ちと短くなかつたか? もう二、三發毆らせてもよかつたんぢやない?

最終回でこれかw さて、涼子が素直になる日は來るんだか來ないんだか。