読書メモのページ
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「名づけびとの深い声が」
熊谷ユリヤ 著 思潮社 12月8日 |
擬似科学的な言葉づかいでありながら、ロマンティックな趣きのある詩集。 どことなく少女めいた雰囲気が漂っている。 |
「かささぎの啼く村」
金良植 著 花神社 12月1日 |
韓国の詩人、金良植の訳詩集。 平明な言葉づかいで、淡々とした詩が多いが、それがかえって静かにしみいるような情感を歌い上げていると思った。 漢詩に見られる望郷の詩にも似たものを感じる。 |
「気狂いモハ、賢人モハ」
タハール・ベン・ジェルーン 著 現代企画室 11月22日 |
詳細は次月 |
「ペスト」
アルベール・カミュ 著 新潮文庫 11月19日 |
詳細はこちらです。 |
「アラブ飲酒詩選」
アブー・ヌワース 著 岩波文庫 11月17日 |
戒律破りである飲酒の快楽を大らかに歌い上げる詩を多く書いたアブー・ヌワースの詩選。 他にも中傷詩(他人を中傷する詩)などの項目があって可笑しい。 後編の禁欲詩篇は飲酒詩篇に較べて面白くないが、放蕩の罪で獄死したことを思うと哀しさも感じる。 |
「大地」
シャルカーウィ 著 国書刊行会 10月31日 |
詳細はこちら |
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こちらは詩集・ミステリを中心とした読書メモのページです。気が向いたら随時更新。
アラブ小説・ナイアドプレス出版作品については、別ページでまとめています。 |
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