穴拔け日記 (令和4年2月)

2月24日 (木)

露のウクライナ侵攻

24日、ロシアがウクライナに複數方面から侵攻を開始した模樣。ここ數日の動向を見ても、歷史的にロシアが行つてきたあれやこれやを思つても、全く何の意外性も無いが、暴擧であることに變はりはない。

列國は早急に相應の制裁なり何なりをすべし、とは思ふが、しかしその程度のことに今更怯むやうな連中なら、そもそも暴擧に訴へたりはしないであらうから、ロシア人民を玉石構はず干乾しにするくらゐの氣持ちでやつたところで、なかなかどうにもなるまいといふ諦觀が先に立つ。

この情況を見て我等が思ふべきは、他國はよほど親密でもなかなか當てになど出來ぬのであるから、昭和憲法第九條のやうな己が手足を縛る以外に役に立たぬものは早急に抛擲し、相當の武威を調へて、姦邪極まる外敵が攻めて來ようものなら屹度相手の喉笛に食らひ附き嚙み千切り、必ずや千年萬年の禍根となるべきことを見せ附ける必要があること、さういふ必要がどんどんと大きくなつてゐることであらう。國を全うするためには、まづは獅子身中の蟲を燻し出すあたりから始めねばならぬであらうから、その道の遠きこと、ほとほとうんざりするばかりである。

2月21日 (月)

21日、自衞隊大規模接種會場(大阪・堺筋本町)で新型コロナウイルス感染症ワクチンの3回目の接種を受けた。昨夏の1回目、2回目(名張市の集團接種)は、ファイザー製であつたが、今回はモデルナ製であつた。地元で受けようと思へば最短でも1週間は遲れるとて、興味半分で大阪まで出張つたが、会場到著後息を吐く暇もなく接種まで行き著いたのは想像の外であつたといふか、豫約時刻より多少早く著いてしまうたので多少は待つことになるかと思うたら全くそんなことはなくあれよあれよといふ間に終はつてゐたといふか、そんな感じ。

2月1日 (火)

旭日大綬章石原慎太郎氏は、1日、逝去の由。合掌。

【後日追記】1日附で敘正三位。