穴拔け日記 (平成27年3月)

穴拔け日記 (27.3.30)

皇室事項

兩陛下には、20日、インドネシア大統領ジョコ・ウィドド夫妻來日につき、駐インドネシア大使谷﨑泰明から御説明を受けられた。

兩陛下には、20日、厚生勞働大臣表彰の醫療功勞賞受賞者に謁を賜つた。

兩陛下には、20日、パラオ御訪問につき、駐日パラオ大使夫妻と御晝餐。

兩陛下には、20日、行幸啓につき宮内廳綜務課長から御説明を受けられた。

主上には、21日、お風邪につき春季皇靈祭の儀、春季神殿祭の儀の出御を取り止め、掌典長に代拜せしめられた。

兩陛下には、22日、パラオ御訪問につき、ペリリュー島守備隊生還者を御接見。

兩陛下には、23日、インドネシア大統領ジョコ・ウィドド夫妻と御會見、及び午餐。東宮、秋篠宮、秋篠宮妃には御陪席。皇后宮には引き續き大統領夫妻を東御苑に御案内、鰭長錦鯉を御覽。

主上には、27日、ポルトガル首相ペドロ・パッソス・コエーリョを御引見。

兩陛下には、27日、外國御訪問にかかる神宮御代拜につき、掌典羽倉信夫に謁を賜つた。

兩陛下には、28日、デンマーク王太子同妃兩殿下と御晝餐。

穴拔け日記 (27.3.29)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #24

姫殿下、否、即位を表明したので女王陛下が停戰をお命じになつたので、スレインはいよいよ追ひ詰められた。その決然とした表情を拜したスレインは、己の計劃を諦め、麾下の火星人に降伏を命じ、月面基地を爆破させるに至つた。えらくまた諦めの良いこと、と思つた。この時點では。

ところがハークライトは降伏を潔しとせず、命令に背くことを表明し、出撃。これは、まあ、こんなもんだらうと思つたが、バルークルスが裏切りもせずにハークライトに付き合つたのは、豫想外だつた。スレインが落ち目になつたら眞つ先に裏切るのではと疑つてゐたのに。何だか申し訣ない氣分になつた。

なほも戰ふハークライト達を見たスレインは、因縁の相手を認めたこともあつてか、意を改めて出撃。そこからの伊奈帆との戰鬪は、最早戰爭には關係のない、二人の、極めて個人的な因縁にけりをつける爲のもの。アルドノアドライブによる特殊能力を使ふ、その裏を掻く、といふ、この作品の戰鬪の御約束が綺麗に吹き飛んでゐたのは、どう評價すべきなんだらうね。

決着がついた後、スレインは結局助けられてしまつた訣だが、それは果たして慈悲だつたのかどうか。アセイラムが嚙む以上、彼が殺される、つて決着はなかつた、と今更思はぬでもないけれど。

他、箇條書きで。

二期に入つてから、どんだけドロドロした終はり方になるのかと思つて見てゐたが、最後まで見て、またえらくすつきりした終はりになつた、と感じてゐる。鬱陶しくなりさうなところをざくざく切り落とした結果なのかも知れない。すつきりしすぎのきらひはあるけれども、嫌な感じのする終はり方ではないから、良しとしたい。

それにしても、レイリー散亂といふ言葉が、ここまで重要な意味を持たされるとは思はなかつたよ。

穴拔け日記 (27.3.25)

いずも就役

25日、いずも型ヘリコプター搭載護衞艦一番艦いずも(DDH-183)が就役。

これに伴ひ、命名が色々アレだつたことでも知られる、しらね(DDH-143)が除籍。

穴拔け日記 (27.3.24)

世間

元シンガポール首相李光耀は、23日、逝去。

穴拔け日記 (27.3.22)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #23

姫殿下はクランカインの手引きにより月面基地を脱出。スレインが基地に戻るやうに言ふも、これを拒否し、マズゥールカの城に入つた。伊奈帆の打つた策が當りすぎてゐて怖いが、これは流石に望外の幸運の範疇だと思ひたいw

姫殿下はスレインの「變節」を嘆き悲しむも、エデルリッゾがこれに抗辯。意外といふ外なかつたが、同時に、スレインが徹底的に見放されるやうな結末もないのかなあ、と思つた。

ともかく既定路線を突き進むしかないスレインも、地球側も、最終決戰に向けて準備に入る。死亡フラグもガンガン立てつつ……、つてか、メタ的發言まで混じつた日にや、蓋を開けるまでどうなるのやら分つたものではない。

一方、姫殿下は皇帝陛下に謁見。皇帝陛下は息も弱り切り、現状認識も怪しげ。それでも最後に政治的訓誡を垂れただけ、皇帝らしかつたと言ふべきか。尤も、他に何を話されても、視聽者的には唐突すぎて困るわけではあつたが。

兩陣營さあいよいよ合戰、といふ段になつて、スレインの演説を妨碍したのは、姫殿下の海賊放送。ええと、結婚するといふ表明に、どういふ政治的意味があるのかね? スレインと僞姫の時は、スレインの權威付けの爲の結婚だつたが、今回、クランカインを箔付けする意味が薄いやうな氣もする。そりやスレインを見放したアピールにはなるけれどもさ。

ともかく最終回を樂しみに待ちたいと思ひます。

穴拔け日記 (27.3.21)

暦日天候地象

春分(7時45分)。

穴拔け日記 (27.3.20)

暦日天候地象

舊暦如月朔日。

皇室事項

兩陛下には、9日、警察廳長官表彰の全國優秀警察職員に謁を賜つた。

主上には、9日、ドイツ首相アンゲラ・メルケルを御引見。

兩陛下には、10日、パラオ御訪問の首席隨員らに謁を賜つた。

兩陛下には、11日午後2時28分御出門、東日本大震災四周年追悼式に御臨席の爲、國立劇場(千代田區)へ行幸啓。同3時35分還幸啓。

兩陛下には、11日、パラオ御訪問事前調査につき、外務省儀典長山崎純ほかから御報告を受けられた。

主上には、12日、離任する駐日サモア大使を御引見。

主上には、12日、最高裁長官始め最高裁判事、高裁長官らと午餐。

主上には、12日、警察大學校警部任用科第42期學生に謁を賜つた。

兩陛下には、宮城縣に於いて開催された第3回國聯防災世界會議開會式に御臨席、併せて東日本大震災復興状況を御視察の爲、13日午前11時17分御出門、宮城縣へ行幸啓。仙臺空港に於いて、縣知事、縣會議長、縣警本部長から御挨拶を受けられ、少時御歡談。巖沼市長から復興状況などを御聽取。千年希望の丘(巖沼市)に於いて、慰霊碑に御供花、同所の整備状況を御視察。名取市役所に於いて、名取市長から復興状況などを御聽取。主上には、仙臺ロイヤルパークホテル(仙臺市)において、トルクメニスタン大統領グルバングル・ベルディムハメドフと御會見。兩陛下には、同所に於いて、オランダ王女マルフリーテ殿下とお茶をお召し。

兩陛下には、14日、仙臺國際センター展示棟に於いて、第3回國聯防災世界會議開會式に出席する各國元首、首相らと御挨拶。宰相安倍晋三、國聯關係者から御挨拶を受けられた。國聯事務總長潘基文と御懇談。第3回國聯防災世界會議開會式に御臨席。夢メッセみやぎ本館會議棟に於いて、宮城縣知事、縣會議長、仙臺市副市長、市會議長を召して、晝食會を御主催。東松島市役所鳴瀬廳舎に於いて、同市長から復興状況などを御聽取。農業生産法人サンエイト(東松島市)を御訪問、被災・復興状況を御聽取、莓栽培を御視察。石卷グランドホテル(石卷市)に於いて、石卷市長から復興状況などを御聽取。

兩陛下には、15日、白謙蒲鉾店門脇工場(石卷市)を御訪問、被災・復興状況を御聽取、蒲鉾製造を御視察。東松島市役所に於いて、縣知事、縣會議長、石卷市長、同市會議長、東松島市長、同市會議長及び警衞關係者を召して晝食會を御主催。仙臺驛に於いて、縣知事、縣會議長、縣警本部長から御挨拶を受けられ、少時御歡談。午後5時6分還幸啓。

兩陛下には、17日、スワジランド國王陛下竝びに王妃をお茶に招かれた。

主上には、18日午後6時50分、宮中に於いて、高等裁判所長官(補高松高裁長官)福田剛久、特命全權大使(命トンガ駐箚)沼田行雄、同(命濠洲駐箚)草賀純男、同(命タンザニア駐箚)吉田雅治及び同(命南スーダン駐箚)紀谷昌彦の認證官任命式に臨御。

兩陛下には、19日、米大統領夫人ミシェル・オバマをお茶に招かれた。

兩陛下には、19日、ガーナ、スペイン、ポルトガルの新任駐日大使夫妻をお茶に招かれた。

世間

文化勳章三代目桂米朝は、19日、逝去。謹んで哀悼の意を表します。(【後日註】同日付で敍從三位。)

穴拔け日記 (27.3.15)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #22

火星からやつて來たクランカインがスレインと鞘當てしたり、レムリナが姫殿下に八つ當たりしたり、そんな内部事情にはお構ひなく、地球側は月面基地の攻撃に乘り出す。姫殿下を暗殺、といふ作戰目標は、視聽者からしたら隨分な話ではあるが、現實的作戰計劃としては寧ろ眞つ當といふあたりが小憎らしい。

ともかく姫殿下の暗殺を阻止すべく伊奈帆もまた敵基地に潛入、そしてスレインと邂逅、銃撃戰。いつぞやの科白をそのまま逆さまに交はしたあたりは、何とも「劇」的なことだと思つた。

一方、姫殿下とレムリナとエデルリッゾは、暗殺部隊から逃れるべく基地内を逃走する羽目に。あんだけ憎惡を吐いておいて、結局は身を挺する形になつたレムリナは、とことん可哀相だつたやうな氣もするし、いやいやそれでも憎らしいといふ氣もする。ここで退場と決まつた訣ではなからうが、取り敢へず。

そして、姫殿下と伊奈帆はやうやく再會、と思ひきや、伊奈帆はたうとう倒れてしまつて……義眼の意思が表に現れたとか、何この超科學w そして、本人が告白する前に、超科學が何の躊躇ひもなく、當の相手に、内心を白状してしまふんだから、酷いww いや、とても良いシーンだつたとは思ふんだけどね。少し引いて見ると、だね……。

ともかく義眼のアドバイスのとほりの場所に辿り着いた姫殿下は、暗殺部隊に襲はれたのだつたが、すんでの所でクランカインが現れて、無事救出。兩者、面識はあるやうだが、次回は何から話すのかしら? といふところで。

穴拔け日記 (27.3.10)

暦日天候地象

陸軍記念日。

こくりゅう就役

そうりゅう型6番艦こくりゅう(SS-506)が、9日、就役。

穴拔け日記 (27.3.8)

娯樂系感想等: 艦これ(TVA) #9

夕立の樣子がをかしいと思つたら、改二になるといふことで、ドッグへ。ドッグの中では、色々な子のあんなところやこんなところを。色々と酷かつた。

それに續いては、夕立の榮轉と、吹雪への鎭守府歸還命令。何せ意圖が分らないので、吹雪はともかく凹む。それでも、夕立が神通のしごきに耐へてゐる樣子を見て、どうにか氣持ちを持ち直し、歸還したのだつたが……。

あれあれ、鎭守府が瓦礫と化してゐるよ?

提督は安否不明ながらどうにか應急修理を終へて、長門が取り出したのは、提督の遺した指令書。そんなもの遺す程に色々豫測してゐたんなら、安否不明にならないやうにしようよ、みたいな氣持ちになつた。そして、吹雪は何になれと言はれたのか、もう少し分り易く言つて欲しかつた。あれは、言ひ方よりは言葉の選擇が惡かつたと思ふので、つまりは中の人ではなくて脚本書いた奴出て來い事案だと思ふ。

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #21

前回は敵の性能と連係により撤退を餘儀なくされた伊奈帆と其の他であつたが、再戰とて、それぞれへの對抗策を練り上げて挑むのであつた。雷撃には電線を繫いでしまふことによつて電位差のない状態に持ち込むといふ手で、分身には全分身に同時攻撃といふ手でこれらを打倒。最初から策が變はらなかつたのは、透明になる機體だつたとさ。……確かに電線繋げば理論上は電位差ゼロになるけど、ううむ。

一方、姫殿下はエデルリッゾから眠つてゐる間のことを聞き出し、スレインを詰問されるおつもりに。色々蟠りがあつた筈のレムリナもそれに同調したので、レムリナの姿を借りてスレインの眞意を質したが、矢張宜しからざることを言ふので、正體を明かして飜意を迫つた。ところがスレイン、姫殿下のお言ひ附けにも拘はらずこれを拒否、姫殿下もレムリナも拘束されてしまつた。スレインを止め得るもの、もはや、なし。

さういふところに、火星からやつて來るのは、かのクルーテオ伯爵の息子、らしい。このタイミングで? さあ、彼を待つ運命や如何に。

穴拔け日記 (27.3.7)

兩陛下には、5日、パラオ御訪問につき、防衞省防衞研究所戰史研究センター長庄司潤一郎から御説明を受けられた。

兩陛下には、5日、地域醫療の現状について、自治醫科大學長永井良三から御説明を受けられた。

兩陛下には、5日、法相及び矯正協會會長表彰の法務省矯正職員代表に謁を賜つた。

主上には、5日、離任する駐日エジプト大使を御引見。

兩陛下には、5日、新舊警察廳長官をお茶に召された。

佳子内親王には、6日、神宮に謁。

佳子内親王には、7日、神武天皇陵に謁。

穴拔け日記 (27.3.6)

暦日天候地象

啓蟄(6時56分)。

穴拔け日記 (27.3.5)

皇室事項

兩陛下には、1日午後5時40分御出門、「ノーベル・プライズ・ダイアログ・東京2015」及び「第7回HOPEミーティング」合同レセプションに御出席の爲、東京國際フォーラム(千代田區)へ行幸啓。同6時45分還幸啓。

兩陛下には、3日、第3回國聯防災世界會議について、内閣府政策統括官(防災擔當)日原洋文、同會議擔當大使菅沼健一らから御説明を受けられた。

兩陛下には、3日、シニア海外ボランティア及び日系社會シニアボランティアを御接見。

兩陛下には、4日午前10時36分御出門、第5回日本學術振興會育志賞授賞式に御臨席の爲、日本學士院會館(臺東區)へ行幸啓。午後0時28分還幸啓。

兩陛下には、4日、行幸啓について、宮内廳綜務課長から御説明を受けられた。

穴拔け日記 (27.3.3)

暦日天候地象

上巳。

穴拔け日記 (27.3.2)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #19

姫殿下遂に目覚める。しかし、どうにも記憶に缺落があるやうで。スレイン、これをどうしたものか、どうにも對處に困つてゐる感じ。それにしてもスレイン、たうとう火星側の主導權を握つて他の騎士に指圖なんかし始めたのだから、大した出世振りであること。

伊奈帆サイドは、透明な敵に苦勞してゐたら、更に他のカタフラクトと連係し始めたから、今までになく苦戰してゐる印象だつた。あれもこれもスレインの仕業と思ふと業腹である。決着は持ち越し。

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #20

引き續き、火星騎士が連係プレーなんか始めたから、地球は地球は大ピンチ。復歸した大尉殿、勝ちには行けないが護る方ではなかなかに出來るといふ印象。それでも、狙はれた感じの伊奈帆と二機して大ピンチなところを救つたのは、デューカリオンの體當たり、回收、そして離脱であつた。艦長が凄いのか、操舵してゐるニーナも實は凄いのか。

姫殿下について惱んでゐるスレインは扨措き、そのスレインから放置プレイにされてゐるレムリナも相當にお惱みの樣子。同情して良いのかどうか微妙な立ち位置だが、段々可哀相になつてきたよ、この子。スレインはもつと懊惱したら良いとしか思はないけれども。

そして、マズゥールカがたうとうスレインに接觸。その隙を突いて、エデルリッゾに渡したのは、伊奈帆に託されたペンダント。それを御覽になつた姫殿下は酷く衝撃を受けられ、恐らくは記憶を取り戻された。同じ頃、レムリナは治療用水槽の中に姉の姿がないことを知る。さあ、ここから先、どうなることやら、いよいよ目が離せない。

穴拔け日記 (27.3.1)

暦日天候地象

舊暦正月十一日。