これはいつ受けた傷だったと言うのか
ああ、ほら
伝染する阿鼻叫喚
記憶にない血痕が
指先を分断している
この傷を数えよ
この傷を数えよ
失われたカルテと
捨てられた筈の処方と
そして捲られたページ
そして破られたページ
包装紙が
無造作に裂かれて
リボンは散った
見知らぬ擦過傷が
病んでいるのだと言い放って

 
 
 
 
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