誰かの嘲りに耳を貸すなんて止めて

今すぐ飛ばなきゃ
空のわずかな雲なんて
蹴散らして
  
それはある日のこと
目が覚めると
レースのカーテンをまとって
白い女神が立っている
レースから覗く重い乳房に目を奪われていると
笑って言うの
ピクニック
平たい家並みは乾いた土に
這いつくばって続いてる
緑は灰色のもやを待とう

そうね

高速道路でアイススケート
水銀を靴に塗って

こんな風に
オリーヴと手をとって
桃の花を折りとって
山脈を削りとって
さあ

ガラスの頭蓋骨を洗いなさい
歪んだカセットテープに残った音楽
なんてどうやってきくの
たかが一週間のワクチン
しがみついている蟻の群れを
全部払い落として
大風呂敷広げて
燃えるパルファムの泉で
あれが空だと教えてもらおう
このまま このまま
高速道路のゲートを突っ切り
ルアージュなんて遅すぎる
通りで日陰を作る楠を
きりきり巻き上げて散らかして
根こそぎダットの実を食べてしまおう
ガラスの国境を砕いてしまうまで

 
 
 
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