浄界
 

端正な 横顔の君よ
伏せられし眼差し 落つる先には
いかな憂いの湧き出るか
甘く気高き 吐息を漏らし
誰が為に涙を湛うるや

静謐な 面差しの君よ
閉ざされし瞼 投ぐる先には
いかな愁いや打ち寄する
清くまったき 心を砕き
誰が為に胸を痛むるか
 

白糸の如き光を倣い 風に透けうる淡い衣手
僅かばかりの香りを纏い 闇に向かいて凛と佇む
 

曖昧な 微笑みの君よ
隔たれし思い出 満つる先には
いかな想いの木魂する
脆くか弱き 姿をやつし
誰が為の詩を奏でるか



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

MOON−SHADE の氷雨空弧様より、誕生日プレゼントとして頂いたものです。
白水仙という題に、こんなに、清らかで繊細なイメージの詩を紡いでいただきました。
心より感謝しております。

 
 
 
宝物の間
庭園俯瞰
正門

 
画像 Little Eden