穴拔け日記 (27.3.22)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #23

姫殿下はクランカインの手引きにより月面基地を脱出。スレインが基地に戻るやうに言ふも、これを拒否し、マズゥールカの城に入つた。伊奈帆の打つた策が當りすぎてゐて怖いが、これは流石に望外の幸運の範疇だと思ひたいw

姫殿下はスレインの「變節」を嘆き悲しむも、エデルリッゾがこれに抗辯。意外といふ外なかつたが、同時に、スレインが徹底的に見放されるやうな結末もないのかなあ、と思つた。

ともかく既定路線を突き進むしかないスレインも、地球側も、最終決戰に向けて準備に入る。死亡フラグもガンガン立てつつ……、つてか、メタ的發言まで混じつた日にや、蓋を開けるまでどうなるのやら分つたものではない。

一方、姫殿下は皇帝陛下に謁見。皇帝陛下は息も弱り切り、現状認識も怪しげ。それでも最後に政治的訓誡を垂れただけ、皇帝らしかつたと言ふべきか。尤も、他に何を話されても、視聽者的には唐突すぎて困るわけではあつたが。

兩陣營さあいよいよ合戰、といふ段になつて、スレインの演説を妨碍したのは、姫殿下の海賊放送。ええと、結婚するといふ表明に、どういふ政治的意味があるのかね? スレインと僞姫の時は、スレインの權威付けの爲の結婚だつたが、今回、クランカインを箔付けする意味が薄いやうな氣もする。そりやスレインを見放したアピールにはなるけれどもさ。

ともかく最終回を樂しみに待ちたいと思ひます。