穴拔け日記 (27.3.15)

娯樂系感想等: アルドノア・ゼロ #22

火星からやつて來たクランカインがスレインと鞘當てしたり、レムリナが姫殿下に八つ當たりしたり、そんな内部事情にはお構ひなく、地球側は月面基地の攻撃に乘り出す。姫殿下を暗殺、といふ作戰目標は、視聽者からしたら隨分な話ではあるが、現實的作戰計劃としては寧ろ眞つ當といふあたりが小憎らしい。

ともかく姫殿下の暗殺を阻止すべく伊奈帆もまた敵基地に潛入、そしてスレインと邂逅、銃撃戰。いつぞやの科白をそのまま逆さまに交はしたあたりは、何とも「劇」的なことだと思つた。

一方、姫殿下とレムリナとエデルリッゾは、暗殺部隊から逃れるべく基地内を逃走する羽目に。あんだけ憎惡を吐いておいて、結局は身を挺する形になつたレムリナは、とことん可哀相だつたやうな氣もするし、いやいやそれでも憎らしいといふ氣もする。ここで退場と決まつた訣ではなからうが、取り敢へず。

そして、姫殿下と伊奈帆はやうやく再會、と思ひきや、伊奈帆はたうとう倒れてしまつて……義眼の意思が表に現れたとか、何この超科學w そして、本人が告白する前に、超科學が何の躊躇ひもなく、當の相手に、内心を白状してしまふんだから、酷いww いや、とても良いシーンだつたとは思ふんだけどね。少し引いて見ると、だね……。

ともかく義眼のアドバイスのとほりの場所に辿り着いた姫殿下は、暗殺部隊に襲はれたのだつたが、すんでの所でクランカインが現れて、無事救出。兩者、面識はあるやうだが、次回は何から話すのかしら? といふところで。