穴拔け日記 (28.2.14)

暦日天候地象

St. Valentine's Day.

娯樂系感想等: この素晴らしい世界に祝福を! #1〜#5

ここまで見たところによる大雜把な印象としては「お氣樂極樂枠」。何も考へずに見られるのは素晴らしい。

#1

主人公君の死因も酷ければ、對應した死神みたいな女神アクアも大概酷いところから始まつた。その女神を轉生に捲き込むあたりが實に酷いw

轉生した後は割と御約束な感じがしたが、女神はそれでもパラメータだけは女神なんやね。それでもチートにならないあたりのバランスは絶妙だと思ふ。

それにしてもこの女神の笑ひ聲はとても良いといふか、某ラヂオでの高笑ひを彷彿とさせて愉快といふか(脱線氣味なのでここらで終了)

#2

女神と爆裂魔法少女が蛙に蹂躙されるお話。しかし、二人がぱつくりいかれた後、どうやつて蛙を退治したのかが氣になる。

#3

類は友を呼ぶ、とは言ふが、クルセイダーダクネスは女神、爆裂魔法少女にもまして強烈だと思つた。それにしても、こんだけ役に立たない子ばかり良く集めたなあ、とw 役に立つ子が來たら話にならないから仕方ないけど。

#4

魔王軍の幹部が町の近くに居着いたので、クエストがこなせなくなつた主人公達。暇になつたカズマと爆裂魔法少女は近くの古い城を的に、爆裂魔法の稽古に精進するのであつた。

無論何も起こらぬ筈などなく、その城に居着いてゐた魔王軍の幹部のデュラハンが怒り狂つて町に來た。いきなり町を燒いたり人を襲つたりしない、えらく良心的な魔王軍もゐたものである。ともかく犯人であるところのめぐみんが名乘り出て煽つた結果、デュラハンの死の宣告を食らつたのはダクネスだつた。呪ひを解いて欲しくば云々と、まあ、此の邊はテンプレートな感じ。どうして其の場で決着をつけない、といふ疑問は浮かべるだけ無駄なので浮かべない。

ここでシリアスになる作品だつたら大變だつたが、カズマとめぐみんとダクネスがシリアスをやらうとしたところ、空氣を讀まない駄女神がハイプリーストの技能を活用してあつさり呪ひを解いて、ぐだぐだのまま終了。この女神、ただただ殘念。良いところもありさうなのに殘念。

#5

駄女神が借金返濟のために、沼地淨化クエストをすることに。駄女神を檻に入れて沼地に浸けておくとだけ書くと、どうにもやばい感じがする。實際繪面は大概だつた。決して女神を閉ぢ込めるための檻ではなく、寧ろ守るためのものだつたのだが、それでもねえ。

それで終ればまだ良かつたが、駄女神が檻に入つてゐるのを見咎めた劍士樣が、少し搖さ振つただけでボロを出したさまこそ、何とも哀れ。屑、駄女神、一發屋爆裂魔法少女、變態鐵壁のカルテットの方がその時だけはまともに見えたのだから。

引きは、構つてちやんなことを露呈したデュラハン。さあ、どうなるの、これw