娯樂系感想等: ハイスクール・フリート #2

不幸な副長の回想でどういふ世界なのか少しだけ分かつたものの、突つ込み所がありさうだよなあ、みたいな氣分になつた。まあ、それは仕方がないとして……。

艦長は取り敢へず艦を掌握しつつあるみたいではあるが、機關科については無理をさせてゐるだけに後々色々噴くかも知れんなあみたいなことを思つた。何といふか、艦長は主人公氣質だよねえ。艦を副長に預けて漂流者助けに行くのは非常にまづいと思ふんだが、フィクションにさういふ突つ込みを入れるのは野暮なのかなあ。でも艦長が艦を離れるのは……(ループになるからやめなさい)

それから、艦砲彈をあんなに積んでゐるのに、魚雷はどうして積んでなかつたんだよ、みたいな氣持ちもある。所詮繰り言だが。

その手の突つ込みはこれくらゐにしておいて、晴風がやらかした、程度の話ではどうやら濟みさうにないのが、實にきな臭い。アドミラル・シュペーに追はれてゐた拾はれ子とか、武蔵の現状とか、晴風は實はまだ幸運な方なのかも知れない。白旗上げたあたりでは、さくさく機關を停止して降伏の態度を取つた方が良くないか、と思つたが、かうも事態に暗雲が垂れ込めてきたのを見ると、降伏せずに逃げて正解だつたとしか思へなかつたりする。

各キャラについて、なるべく頭に入れる爲に、印象を書いておくことにしようか。

個體識別が何とかできてゐるのはこのくらゐかな。