穴拔け日記 (28.4.10)

娯樂系感想等: ハイスクール・フリート #1

海保案件なのか海自案件なのかきちんと把握してゐなかつたけれども、おいおい、まさかの帝國海軍案件だつたとは……。

大きい艦砲があるよ、大きい艦砲が。時代設定どうなつてゐるの? 艦砲で撃ち合ふとか、そりや確かに浪漫があるけれども、事前情報を見た限りまさか初回から砲彈が飛ぶとは思つてゐなかつたし、飛ぶにしてもミサイルとかヘリとかが飛ぶやうな印象があつたし、砲が出てきても今時の驅逐艦の5インチ砲が精々だと思つてゐたし、といふことで、完全に想定外のものが出て來たなあ、などと。

兵器のこととか、高校に入學して早々いきなり訓練に出されて指導者も補助もなしで船を動かすとか無茶振りが過ぎることとか、色々疑問點があつたけれども、初回でいきなり砲撃された揚句の果てに反撃したことを以て叛逆者認定されたあたりで全部吹き飛んだといふか呑み込んだといふか。このアニメの針路が今の所さつぱり見えない。上手く落としてくれれば良い作品になると思ふが、失敗するとタクティカルロアあたりの二の舞になりさうで怖い。

あと、キャラクターが澤山出て來て、皆可愛らしくて實に結構だが、見分けといふことに關しては不安しかない。名前の把握は更に不安。取り敢へずCV:夏川椎菜の子とCV:Lynnの子だけは分かるやうになつた筈。筈。