読書メモのページ
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「図説 科学で読むイスラム文化」
ハワード・R・ターナー 著 青土社 1月15日 |
科学史の面から読む、西洋、また世界の科学の発展に大きな影響を与えたイスラム文化の評価をする。 教科書的な本で、イスラム発生当時からイスラム文化の凋落した16世紀に渡るまでの広範な内容を、項目別にまとめてあり、手引きとして読みやすい本。 数々の図版が収められているので、それも楽しめる。 |
「四人の托鉢僧の物語」
ミール・アンマン 著 平凡社東洋文庫 1月9日 |
美しい事物の描写で溢れる千夜一夜物語に似た空想物語。物語の構成は型にはまったものだが、生き生きとした描写があって面白い。 |
「天の音楽・地の音楽」
R・ハマーシュタイン 他 著 平凡社 1月8日 |
叢書 ヒストリー・オヴ・アイディアズ29 |
「ニューヨークの詩人」
ガルシア・ロルカ 著 福武文庫 1月7日 |
ロルカがニューヨーク滞在時の印象を描いた詩集。シュールレアリスムの手法を取り、様々なイメージが散りばめられた本。 しかし、何となく思想的に古さと、差別感を感じてしまうものがあった。 |
「庭園の世界史 地上の楽園の三千年」
ブノア・メシャン 著 講談社学術文庫 1月6日 |
陶酔しているかのような文章。庭を愛する著者が、中国、日本、グラナダ、フランスなどの庭園について語る。 特にフランス人である著者が称揚するヴェルサイユ宮殿の描写は素晴らしい。目くるめくような往時の宮廷社会の様子も窺われる。 |
「暗殺者教団」
岩村忍 著 ちくま学芸文庫 1月5日 |
「一日一日が旅だから」
メイ・サートン 著 みすず書房 1月3日 |
メイ・サートンの詞花集。 |
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こちらは詩集・ミステリを中心とした読書メモのページです。気が向いたら随時更新。
アラブ小説・ナイアドプレス出版作品については、別ページでまとめています。 |
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