音楽と読書と雑多な断片記録
 
1月8日 
仕事も進まないし、サイトの更新も進まない…。
来週は東京へ出張の予定。この機会に行きたい本屋があるのだが、本は買わないことに決めたのだっけ…。でも欲しいなあ。
今日はクライアントのところへ行く途中、「La chanson rai」を読みかける。辞書を引かずに読んでいるので、理解度は低いが、でもこれは中々面白い本だ。

実は放送大学の講座を取っているのだが、今日やっと中間結果が返ってきた。概ね良い結果だったが、本試験の準備を何もしていない。やばいなあ。加えて何がやばいと言って、平日に試験があるのだが休みが取れるかどうかが問題なのだ。
でも後少しなので、何とか頑張って受験したいが。

1月5日 
あっという間に休みが終わってしまった。
今日は、「ウサギ料理は殺しの味」を読了。あまり面白くもない。
夕刻、食料の買い出しついでに本屋に寄る。オーデンの詩集を買ってしまった。今年は本を買わないつもりだったのに。
そう、今年一年の目標の一つは本を買わないことなのである。

遅れ馳せながら本年度の目標
1.100冊以上読むこと。出来れば、推理小説以外で。
2.HPの更新をきちんとする。改装もして、もう少し読みやすいサイトにしたい。
3.本を買わない。永遠に所有してもいい、と思える本以外は買わないこと。
4.おまけ 速読術を練習する。速読は長年の野望…。これが身につけば、もっと本を読むことが出来るようになれる!

今年度はもっときちんと更新したいと思います。これからもよろしくお願いします。

今日の購入本
「オーデン詩集」W.H.オーデン 思潮社

1月3日 
体の調子も大体戻ったが、未だに咳が出るのが辛い。もうあと二日間しかない。できれば明日から出社したい。何故なら、6日にいきなり書類提出+打ち合わせがあるからだ。ああ。もう間に合わないって…。

寝ながら久しぶりに推理小説など読む。真面目な本だと中々読み進められないので、ちょっと気軽に読めるものを読みたくなったりする。
休みの間にこのサイトも復活させねばと思っていたのだが、できるかどうか。

12月29日 
ようやく熱が38度以下になってきた。
ここ数日は多分インフルエンザで倒れていた。高熱が続くとうわ言を言ったりするもので、半睡しながら、体が病原体に乗っ取られているようだ、レイ・ブラッドベリの小説だな、などと思っていたりした。

12月25日 
今日は早く帰れることになったので、途中でブックオフに寄る。土日は単行本半額セールということで、一応、幾つかめぼしい物をチェック。そして今日は、気楽に読めるものをと、文庫本を漁った。何となく岡嶋二人が読みたくなって買うことに。文庫も半額セールのためか安い。ついつい色々と買ってしまいそうだ。

年末で、クライアントが事務所を閉めてしまうのでこちらは追いこみで忙しい。休みの間に色々やりたいところだが…。
今更、旅に出られるわけでもないので、もう、開き直りである。年末の休みがあろうとなかろうと…。
今日は昼ごはんを、クライアントも一緒に取っていたのだが、旅行の話をしていて、その時にうっかり「年末に旅行に行きたかったんですけどね」と言ってしまった。「すみませんねえ」と言われて、いや、それは本当は、こちらのセリフなのであった。

何だか仕事の愚痴日記と化しているようだが、仕事が嫌だと思うことはほとんどない。そう言う意味では幸せなものである。

アトエリエOCTAの「幻想文学」が廃刊になるらしい。非常に残念。


今日の購入品
『愉快な結末』グレゴリー・マクドナルド編 ハヤカワ文庫
『女性翻訳家』サラ・デュナント 講談社文庫
『殺人者志願』岡嶋二人 講談社文庫
『そして扉が閉ざされた』岡嶋二人 講談社文庫

12月22日 
午前中はずっと寝ていたので、一日が短い。明日はもう月曜日だ。
休日?何それ?出勤なのである。今年は最低でも28日までは働く予定。

急いで午後出かけたのだが、年内にやらなくてはいけないことが、間に合わず、憂鬱。もっと早く出なくてはいけなかったのに、家でぐだぐだしていたのだから自業自得だ。
帰り道、いつもの古本屋に、トラークル全集がまだ残っているかどうかチェックしに入る。
残っている残っている。この値段、この本屋のあるロケーション、そしてトラークル、多分まだすぐは売れないだろう。
値下げしてくれればいいのに。
この古本屋は、どの本も、いいお値段をしているのだ。割引率は良くないし、品切れの本は特に高くつけてあるし。岩波文庫の「ゴレスターン(薔薇園)」を見つけたが、元が600円で、売価は900円。高い!
ちなみにこのサアディー(ペルシアの詩人)の「薔薇園」とこのサイト名は実は全然関係ありません。偶然ついた名前です。もしかしたらこのサイトは「葡萄園」とか「欖欖園」になっていたかもしれません。

それはともかく、「薔薇園」なら、東洋文庫でも出ているし、この場合、この岩波文庫の本であることにこだわりがあるわけではないので、買うのはやめておく。
しかし、他にも色々欲しい本が…。アンセルム・キーファーについての評論とか、アンドレ・ブルトンの本、ヘルメス叢書などなど…。
とりあえず、これは、という勘の働いた「トリックスターとしての神」を買うことにして、後は文庫を二冊ほどに留めておく。
トラークル、いつかは買おう。

家の近くの新刊書店で、プレゼントにしようとエリック・ホッファーの自伝を購入。でも自分でも読みたいので読んでからプレゼントにするかもしれない…。
他にリオタール寓話集なども面白そうだったのだが、お金も読む時間もないので少し我慢する。


今日の購入品
『イスラム世界論 トリックスターとしての神』加藤博 東京大学出版会
『ディケンズ短編集』ディケンズ 岩波文庫
『鳩のなかの猫』アガサ・クリスティー ハヤカワ文庫
『エリック・ホッファー自伝』エリック・ホッファー 作品社

12月21日 
今日は、健康診断の日なので、嫌々行って来る。くたくただったので、行かずに寝ていたかった。
メディカルセンターは、昔住んでいた界隈にあったので、久しぶりに辺りを歩いてみる。前からあった喫茶店がちょうど昨日閉店していた…。洋書店も潰れてしまっていた。インド料理屋は残っていたが、その時間はまだ開いていなかった。

次の駅まで歩いて、久々にS書店に入る。ここは割合大きい書店で、新刊書はいつもここで探したものだった。入ると、書物の良い匂いにうっとりとなる。
レイアウトは変わっていたのものの、品揃えはまあまあ。吉野朔実を見つけたので買う。
文庫クセジュの棚にはなかったのだが、ふと見ていたら歴史書のところに、探していた「アルジェリア近現代史」も発見。アルハムドレッラー。満足。
12月刊行という噂の「エリアーデ幻想小説全集」はまだ出ていないのか…。
他にも気になる本があったのだが、今日はもう十分。

勉強に行ったが、あまりに疲れていたので、時々意識がない。諦めて早めに帰ることにした。会社にも少し寄って、メールを出したり色々したかったが、今日はやめる。

帰宅途中で、芸術文化センターへ行って懸案だった手帳を買う。
今年はどれを買うか中々決められなかったのだが、もうあまり時間がないので、ここでみつけたものをまず買うことにしたのだ。
芸文センターに立ち寄るのは久しぶりだが、長い間続いていた工事が終わって、何となくポンピドゥーセンターを想わせるような雰囲気になっていた。ポンピドゥーほど大きくも賑ってもいないが…。

手帳は大好きだが、どうせ一年間使うなら、最上のものが欲しい。
システム手帳は外が大きい割に、紙は小さいので絶対に買わない。ポケットに突っ込みたいので、あまり大きすぎないのが良いのだ。女性もののスーツのポケットが小さい・全くない方も問題なのだが。
表紙は濃い色で、光沢のないバックスキンのような柔らかい質感のものがいい。
ページは見開きで一週間。片側一週間で片側は空白、でもいいが、四角い桝目になっているのではなく、横で区切ってあるのが望ましい。
メモのページは沢山必要。方眼紙は駄目。横罫線で。月刊予定はあまり使わないので、あってもいいが、それほど重要ではない。アドレス帳もついているのが望ましい。

しかし、今回買ったのは、そういう条件は全く満たしていない。
QUO VADISのL'AGENDA PLANNING「AFFAIRES 2003」。Japanese Editionではなくて、France版の方。
無意味に大きくて、絶対にポケットには入らないし(男物のシャツなら入るだろうが、男しか手帳を使わないとでも言うのであろうか?)、表紙はビニールレザーで蜥蜴風味、ページは見開き一週間だが、縦に一日を書くスタイルで、メモ用紙の部分といえば二頁だけ。各ページには、わけのわからん切り取り線も入っているし。
この手帳の、それもFrance Editionを買ったのは、ただただ一つの理由からである。
この手帳しか、世界地図がついている手帳がないからである。
世界地図はどうしても欲しかったので、これにした。しかし、それ以外は全然気に入るところがないので、ちゃんと使うのかどうか…。地図だけ剥がして、他の手帳に埋め込むか、とも考えたが、サイズが日本向けではないので他の手帳にはまりそうにない。メモ帳に関してはリフィルが販売されているので、それで我慢するとしよう。

何故か新月とか満月のカレンダーがついていたり、パリのメトロ地図などは役に立ちそうな気もするが(パリに行けば)、それ以外はあまり…。とりあえず一年間は我慢しなくては。


今日の購入品
『アルジェリア近現代史』シャルル=ロベール・アージュロン 文庫クセジュ
『夢・アフォリズム・詩』カフカ 平凡社ライブラリー
『記憶の技法』吉野朔実 小学館
『瞳子』吉野朔実 小学館
『グールドを聴きながら』吉野朔実 小学館

12月20日 
やっと金曜日。今週は本当に辛かった。
今日は、朝から打ち合わせだったが、電車の中でも寸前まで眠っていたほど疲れていた。
午前中で一応無事に終わって社に戻り、作業しているとクライアントから電話。書類のチェックなどを頼まれたのだが、その時に、一言「大丈夫ですか?」と言われた。
(このシステムの設計が?開発が?全然大丈夫じゃないです。ごめんなさい)と、密かに思いながら、「何がですか?」と訊くと、「寝てないんじゃないですか、体は大丈夫ですか」と訊ねられた。つまり朝の打ち合わせでそんなに元気がなさそうに見えたということか。
クライアントにそんなことまで心配させてしまうとは…。そうじゃなくても色々心配だろうに申し訳ない。既に一人倒れているので、またそんなことがあったら、今度こそ本当にやばいということか。

このところ読んでいた「スーフィーの物語」を読了する。
思っていたよりも面白くて、引きこまれた。出版社はニューエイジ系の書物を出しているところなので、どちらかというとそういう側面に関しての注が多いが。

12月19日 
今日はポエトリーリーディングのイベントのある日。と言うわけで、楽しみにしていたのだが、18:30から打ち合わせが入ってしまった。これでは終わって戻ってくるのが21:00になってしまう。
しかし、後半の一部分でも見られるのではないか、今回の打ち合わせは早く終わりそうだし、と思って行ったら甘かった。
またまた色々なところで絞り上げられるはめに。
打ち合わせ終了が21時、しかも電車を逃がしてしまい、T市についたのが22時。もうとっくに終わってるよ…。

12月15日 
午後出かける途中でブックオフに寄る。
国書刊行会のドイツ・ロマン派文学のシリーズの一冊が100円だった。汚れもほとんどないし、これは掘り出し物だと購入。他にもあれば良かったのだが、たった一冊だけ。だからこその値段かも知れないが…。

病院に見舞い品などを届けたりしてから、暫く勉強時間。
今日は本当は約束があったのだが、残念ながら潰れてしまった。
夕刻、買物をしてから帰る。二駅先の本屋まで電車で行って、欲しかった本を探すが、切れているらしくて買えなかった。誰かが買ったのか…。クセジュなんてそれほど売れそうにないと思うのだが。
仕方ないので(?)代わりにリファレンスを買う。
夜、久しぶりの電話。温泉に行こうという誘い。行きたいなあ。本当に行きたい。


今日の購入品
『ドイツロマン派全集第四巻 ブレンターノ…アルニム』ブレンターノ、アルニム 国書刊行会
『SQL逆引き大全』 秀和システム

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