徧 - 漢字私註

説文解字

徧
帀也。从聲。
彳部

康煕字典

部・劃數
彳部九劃

『廣韻』比薦切『集韻』『韻會』『正韻』𤰞見切、𠀤編去聲。『說文』帀也。『廣韻』周也。『書・舜典』徧于羣神。『詩・小雅』羣黎百姓、徧爲爾德。『左傳・莊二十年』樂及徧舞。《疏》言樂之所有、舞悉周徧也。

又『廣韻』俗作。『魏志・賈逵傳註』逵最好春秋左傳、自課誦之、月常一遍。

又『集韻』或作。『禮・曲禮』然後辯殽。《註》辯音徧、義同。

又『集韻』或作。『史記・五帝紀』辨于羣神。『書・舜典』作徧。

又與蹁通。『集韻』蹁或作徧。

又與偏通。『集韻』偏通作徧。

部・劃數
辵部九劃

『廣韻』與同。詳彳部徧字註。

音訓

ヘン(漢、呉) 〈『廣韻・去聲・線・徧』方見切〉
あまねし

解字

白川

形聲。聲符は

『説文解字』徧字條にめぐるなりとあつて、周匝の意とする。

詩・邶風・北門室人交徧讁我(室人交々こもごもあまねく我をむ)とは、人みなの意。

遍は徧の後起の字で、『廣韻』などに至つて見える。

藤堂

徧は(いく)と音符の會意兼形聲。扁はの會意で、平らな物の代表を擧げて、薄く平らな意を示した。徧は、平らに廣く行き渡ること。

遍はと音符扁(平らに擴がる)の會意兼形聲。

漢字多功能字庫

遍は古く徧に作る。普遍、周遍(あまねく行き渡る)の意。『廣韻』は俗に遍に作るといふ。

屬性

U+5FA7
JIS: 1-84-34
U+904D
JIS: 1-42-55
當用漢字・常用漢字