説文解字私註 司部

司部

説文解字
臣司事於外者。从反。凡司之屬皆从司。
康煕字典
口部二劃
《古文》𤔲
『唐韻』『集韻』息兹切『韻會』新兹切『正韻』相咨切、𠀤音思。『說文』臣司事於外者。『玉篇』主也。『書・大禹謨』兹用不犯于有司。又『高宗肜日』王司敬民。又『周官』欽乃攸司。『禮・曲禮』天子之五官、曰司徒、司馬、司空、司士、司𡨥、典司五衆。天子之六府、曰司土、司水、司木、司草、司器、司貨、典司六職。
州名。『晉書・地理志』司州、漢司隸校尉所部。魏氏置司州。
『廣韻』姓也。『左傳』鄭有司臣。又『正字通』司徒、司馬、司空、皆複姓。
『集韻』『韻會』『正韻』𠀤相吏切、音笥。義同。『前漢・敘傳』民具爾瞻、困于二司。《註》師古曰、司、先字反。『王粲・酒賦』酒正膳夫冢宰是司、虔濯器用、敬滌蘊饎。
通。『前漢・高五王傳』魏勃常早掃齊相舍人門外、舍人怪之、以爲物而司之、得勃。又『灌夫傳』太后亦已使𠋫司。
『容齋隨筆』司有入聲。如白居易詩、四十著緋軍司馬、男兒官職未蹉跎。一爲州司馬、三見歲重陽。武元衡詩、惟有白鬚張司馬、不言名利尚相從是也。○按司字有平、去二聲。白、武二詩所用、當係去聲讀作入聲者、無據、不可從。
解字(白川)
口は祝禱を收める器。上部はこれを啓くもの。そこに示される神意を伺ひ覗ることを表す。神の啓示を受けることを司ることから、司の意となる。
解字(藤堂)
人と口の會意。口は穴を表し、穴から覗くことを指す。
解字(落合)
甲骨文は、口を除いた形、口を伴ふ形の兩方があるが、口を除いた上部が何を表すかは不明。
解字(漢字多功能字庫)
字形、釋義に未だ定論がない。
當用漢字・常用漢字

説文解字
意内而言外也。从
康煕字典
言部五劃
《古文》𧥝
『唐韻』似兹切『集韻』『韻會』『正韻』詳兹切、𠀤音祠。『說文』意內而言外也。『釋名』嗣也。令撰善言、相嗣續也。『廣韻』說也。『正韻』言也。『字彙』文也。『公羊傳・昭十一年』春秋之信史也。其詞則丘有罪焉爾。『史記・儒林傳』是時天子方好文詞。『晉書・郭璞傳』璞詞賦爲中興之冠。『舊唐書・張九齡傳』張說常謂人曰:後來詞人稱首也。又『陸贄傳』贄以博學宏詞登科。『韓非子・問田篇』驅於聲詞、眩乎辯說。
『博雅』已也。
『廣韻』請也、吿也。○按『說文』本作意內言外。韻會引作音內言外。又引徐曰、惟也、思也、曰也、兮也、斯也。若此之類、皆詞也、語之助也。聲成文謂之音、此詞直音內之助、聲不出於音、故曰音之內。直言曰言、一字曰言、此詞皆在句之外爲助、故曰言之外。楚辭宋玉招魂、魂兮歸來、東方不可以託些。些、亦詞也。未詳音發爲言、言之成文爲詞、未可以內外岐之、且詞與兮些各別、非語助例也。字彙勦用韻會舊註、非是。又按說文辭、訟也。辤、不受也。與言詞、文詞之詞各別。今經史以辭爲言詞之詞、如『禮・曲禮』、不辭費是也、以辭爲辤受之辤、如『論語』與之粟九百辭是也。以辤爲文詞之詞、如『楊修傳』絕妙好辤是也。循用已久、不能更正、然究心六書者、不可不辨。
ことば。つげる。
解字(白川)
聲符は。司は祝禱の器を伺ひ覗る意で、その祝禱の辭を詞といふ。
解字(藤堂)
は音符。次々とつないで一連の文句をつくる小さい單位。即ち單語や單語のつながりのこと。
當用漢字・常用漢字