説文解字私註 言部

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言部

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補遺

言部

説文解字
言𠱫 直言曰言、論難曰語。从聲。凡言之屬皆从言。
康煕字典
部首
《古文》𢍗𢍬
『唐韻』語軒切『集韻』『韻會』魚軒切、𠀤𤬝平聲。『說文』直言曰言、論難曰語。『周禮・大司樂註』發端曰言、答述曰語。『釋名』言、宣也。宣彼此之意也。『易・乾卦』庸言之信。『書・湯誓』朕不食言。《傳》言已出而反吞之也。『周禮・地官・大司徒』以鄕八𠛬糾萬民、七曰造言之𠛬。《註》譌言惑衆也。『論語』寢不言。《註》自言曰言。『史記・商君傳』貌言華也、至言實也、苦言藥也、甘言疾也。『唐書・徐伯彥傳』言者、德之柄也、行之主也、身之文也。
辭章也。『書・洪範』五事、一曰貌、二曰言。《疏》言者、道其語有辭章也。『禮・曲禮』士載言。《註》言、謂會同要盟之辭。
一句爲一言。『左傳・定四年』趙𥳑子曰、夫子語我九言。『論語』一言以蔽之。
一字爲一言。『戰國策』臣請三言而已矣、曰海大魚。『前漢・東方朔傳』凡臣朔固已誦四十四萬言。
猶議也。『屈原・離騷』初旣與余成言兮、後悔遁而有他。
號令也。『周語』有不祀則修言。
助語辭。『易・師卦』田有禽利執言。《註》語辭也。
『爾雅・釋詁』言、我也。『詩・周南』言告師氏。《傳》言、我也。師、女師也。
『博雅』問也。『周禮・春官』冢人:及葬、言鸞車象人。《註》言問其不如法度者。
『廣雅』從也。
『釋名』委也。
言言、高大貌。『詩・大雅』崇墉言言。《註》高大也。
簫名。『爾雅・釋樂』大簫謂之言。《註》編二十三管、長尺四寸。『韻會』或作
官名。『書・舜典』命汝作納言、夙夜出納朕命、惟允。《傳》納言、喉舌之官。『唐書・高祖紀』攺納言爲侍中。
幘名。『後漢・輿服志』幘者、賾也。尚書賾收、方三寸、名曰納言、示以忠正、顯近職也。
地名。『詩・國風』出宿于干、飮餞于言。《傳》適衞所經之地也。
山名。『隋書・地理志』郉州內丘縣有千言山。又『山海經』大荒之中有山、名曰大言、日月所出。
州、縣名。『宋史・劉翊傳』有言州。『魏書・地形志』有萬言縣。
人言、砒石別名。『本草綱目』砒出信州、故隱信字爲人言。
姓。『潛夫論』桓叔之後有言氏、韓後姬姓也。又複姓。『潛夫論』魯之公族有子言氏。
『正韻』夷然切、音延。義同。
『集韻』牛堰切、音𤬝。訟也。
『集韻』『正韻』𠀤魚巾切、音銀。和敬貌。『禮・玉藻』二爵而言言斯。《註》言言、與誾誾同、意氣和悅貌。『集韻』亦作
叶眞韻。『韓愈・孔戣墓銘』白而長身、寡笑與言、其尚類也、莫之與倫。
叶五剛切、音昂。『詩・商頌』鬷假無言。叶上羹平、下爭彊。羹音郞、平音旁、爭音章。
叶五姦切、音顏。『古詩』四座且莫諠、願聽歌一言。請說銅爐器、崔嵬象南山。
叶魚戰切、音彥。『楊修・節遊賦』迴旋詳觀、目周意倦。御子方舟、載笑載言。
『說文』本作𠱫。从口、䇂聲。䇂、辠也、犯法也。『釋名』言之爲䇂也、寓戒也。鄭樵曰、言从舌从𠄞。𠄞、古上字、言出於舌上也。
解字(白川)
の會意。辛は入墨に用ゐる針の形。口は祝詞を收める器。盟誓のとき、もし違約するときは入墨の刑を受けるといふ自己詛盟の意をもつて、その盟誓の器の上に辛を添へる。その盟誓の辭を言といふ。卜文、金文の字は辛に從ふ。言語は本來呪的な性格を持つものであり、言を神に供へて、その應答のあることを音といふ。神の「音なひ」を待つ行爲が、言であつた。
解字(藤堂)
(切れ目をつける刃物)との會意。口を塞いでもぐもぐいふことを音、諳といひ、はつきりかどめをつけて發音することを言といふ。
解字(落合)
形聲。が意符、が聲符。 異體字に、䇂に替へて辛に從ふものやに從ふものもあるが、甲骨文では䇂に從ふ形が多くを占める。西周金文以降、辛と口に從ふ形が主に用ゐられるやうになり、隸書で辛の部分が簡略化された。
解字(漢字多功能字庫)
甲骨文、金文は、と一に從ひ、舌の上に横劃を加へる。一説に一は指示符號で、恐らく言語が舌から出る意。後期金文で一の上に更に短い横劃を加へ、後世の言の形となる。
甲骨文では本義に用ゐ、言語を表す。また、祭名に用ゐる。
金文では本義に用ゐ、説話を表す。また假借して歆となし、宴饗を表す。また人名に用ゐる。
當用漢字・常用漢字

説文解字
聲也。从賏聲。
康煕字典
言部十四劃
『唐韻』烏莖切『集韻』於莖切、𠀤音鶯。『說文』聲也。『廣雅』鳴也。『後漢・張衡傳』鳴玉鸞之譻譻。《註》聲也。
人名。與譻、見『宋史・宗室表』。
『字彙』與同。

説文解字
欬也。从殸聲。殸、籒文磬字。
康煕字典
言部十一劃
『唐韻』去挺切『集韻』『韻會』『正韻』棄挺切、𠀤罄上聲。『說文』欬也。『玉篇』欬聲也。『莊子・徐無鬼』久矣夫、莫以眞人之言、謦欬吾君之側乎。《註》輕曰謦、重曰欬。又『北史・崔悛傳』謦欬、爲洪鐘響。
人名。善謦、見『宋史・宗室表』。
『集韻』『類篇』𠀤詰定切、音罄。謦欬、言笑也。
ケイ
しはぶき。せきばらひ。

説文解字
論也。从聲。
康煕字典
言部七劃
『唐韻』魚舉切『集韻』偶舉切『韻會』魚許切『正韻』偶許切、𠀤魚上聲。『說文』論也。『徐曰』論難曰語。語者、午也。言交午也。吾言爲語、吾、語辭也。言者直言、語者相應答。『釋名』敘也。敘己所欲說也。『易・頤卦』君子以愼言語、節飮食。『詩・大雅』于時言言、于時語語。《疏》直言曰言、謂一人自言。答難曰語、謂二人相對。『禮・雜記』三年之喪、言而不語。《註》言、自言己事也。語、爲人論說也。『家語』孔子之郯、遭程子于塗、傾蓋而語終日。
國名。『別國洞冥記』勒畢國人長三寸、有翼、善言語戲笑、因名善語國。
『廣韻』牛倨切『集韻』牛據切『韻會』『正韻』魚據切、𠀤魚去聲。『廣韻』告也。『增韻』以言告人也。『左傳・隱元年』公語之故。『論語』居、吾語女。
敎戒也。『魯語』主亦有以語肥也。
地名。『前漢・閩粵王傳』錢唐榬終古斬徇北將軍爲語兒侯。『孟康註』語兒、越中地也。今吳南亭是。『師古曰』語、或作
かたる。かたらふ。ことば。
解字(白川)
聲。吾に敔、禦の意がある。言語と連稱し、言は立誓による攻撃的な言語、語は防禦的な言語。言語はもと呪的な應對の語であつたが、のち一般の語をいふ。
解字(藤堂)
(交叉する)の會意、五は亦た音符。兩者が交叉して話し合ふこと。吾が一人稱代名詞に轉用されたので、語がその原義を表すやうになつた。
解字(漢字多功能字庫)
金文はに從ひ聲。吾は或は口に從はず、二五に從ふ形。上古、五と吾は同音で、五も吾も語の聲符。本義は言語。
金文では話語、言論を表し、また、敔に通じ、捍禦を表す。
當用漢字・常用漢字

説文解字
語也。从炎聲。
康煕字典
言部八劃
『唐韻』『集韻』『韻會』徒甘切『正韻』徒藍切、𠀤音郯。『說文』語也。『徐曰』談者、和懌而悅言之。『廣韻』談話、言論也。『公羊傳・閔二年』魯人至今以爲美談。『禮・儒行』言談者、仁之文也。『史記・滑稽傳』談言微中。『晉書・阮修傳』王衍當時談宗。
『玉篇』戲調也。『詩・小雅』不敢戲談。
手談。『續博物志』王中郞以圍碁爲坐隱、或亦謂之爲手談。
縣名。『南齊書・州郡志』談縣屬益州始康郡。
蠻州名。『唐書・地理志』嶺南道有談州。
姓。『蜀錄』漢有征東將軍談巴。
『正韻』亦作。詳譚字註。
『韻會小補』叶徒黃切、音唐。『急就章』曹富貴、李尹桑。蕭彭祖、屈宗談。
ダム。タム。
かたる。ものがたる。はなし。
解字(白川)
聲符は炎。炎に淡、啖の聲がある。日常的な談話をいふ。譚、誕と聲義近く、通用することがある。
解字(藤堂)
言と焱(盛んな)の略體の會意、焱は亦た音符。盛んに喋りまくること。
當用漢字・常用漢字

説文解字
謂𧬴 報也。从胃聲。
康煕字典
言部九劃
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤于貴切、音胃。『說文』報也。『徐曰』謂之是報之也。『廣雅』說也。『廣韻』告也、言也。『增韻』與之言也。『易・乾卦』何謂也。《疏》假設問辭、故言何謂。『詩・召南』求我庶士、迨其謂之。《傳》但相告語而約可定矣。『左傳・昭八年』子盍謂之。
『韻會』事有可稱曰有謂、失於事宜不可名言曰無謂。『莊子・齊物論』今我則有謂矣、而未知吾所謂之、其果有謂乎、其果無謂乎。『前漢・景帝紀』姦法與盜、盜甚無謂也。
『正韻』非與之言而稱其人亦曰謂、『論語』子謂子賤、子謂子產、是也。指事而言亦曰謂。『詩・召南』謂行多露、『小雅』謂天蓋高之類、是也。稱其言、亦曰謂。『論語』此之謂也、其斯之謂與、是也。又『正字通』援古釋義而言亦曰謂。『易・臨卦』大君之宜、行中之謂也。『禮・樂記』明聖者述作之謂也。
『爾雅・釋詁』勤也。『詩・小雅』心乎愛矣、遐不謂矣。《箋》謂、勤也。勤思君子也。
『廣雅』使也。『玉篇』信也、道也。
姓。『萬姓統譜』宋有謂準、太平興國登科。
『說文』本作𧬴。
いふ。いはれ。なづける。となへる。おもふ。
解字(白川)
胃聲。もとは「名附ける」意であつたと思はれる。曰、云と聲近く、通用の字。
解字(藤堂)
會意、亦た胃聲。胃は丸い胃袋のこと、謂は、何かを巡つて、ものを言ふこと。
解字(漢字多功能字庫)
謂はまた告訴、稱呼を表す。先秦から漢代には、多く胃を謂となし、言に從はず。また通じて爲となす。
人名用漢字

説文解字
信也。从聲。
康煕字典
言部八劃
『唐韻』『集韻』『韻會』力讓切。『正韻』力仗切、𠀤良去聲。『說文』信也。『詩・小雅』諒不我知。『鄭箋』信也。『朱傳』誠也。『禮・內則』請肄𥳑諒。《註》言語信實也。
小信也。『論語』豈若匹夫匹婦之爲諒也。
『揚子・方言』愋諒、知也。『廣雅』哲也。『玉篇』相也、助也。『廣韻』佐也。『正韻』照察也。
蠻州名。『唐書・地理志』嶺南道有諒州。
姓。諒毅、見『戰國策』。諒輔、見『後漢・獨行傳』。
『集韻』或作。『爾雅・釋詁』亮、信也。《疏》方言云、衆信曰諒。周南、召南、衞之語也。『詩・鄘風』不諒人只。《傳》諒、信也。本亦作亮。
通作。『詩・大雅』涼彼武王。《傳》涼、佐也。本亦作諒。
或作。『禮・郊特牲』祊之爲言倞也。《註》倞、猶索也。或爲諒。
『集韻』『類篇』𠀤呂張切、音良。亦同亮。信也。
通作。『禮・樂記』易直子諒之心。《註》子諒、朱子讀爲慈良。
リャウ
まこと。まことに。あきらか。あきらかにする。さとる。
解字(白川)
聲符は。京に涼、輬の聲がある。京は京觀、戰場の遺棄屍體を塗り込めた凱旋門のやうなアーチ狀の門。そこで種々の呪儀が行はれた。その感應を得ることを諒といふ。
解字(藤堂)
會意、亦た聲。京は亮、明らか。明らかにものを言ふこと。轉じてはつきり分かること。
人名用漢字

説文解字
致言也。从从先、先亦聲。『詩』曰、螽斯羽詵詵兮。

説文解字
謁也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
白也。从聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》謁(U+8B01; JIS:1-17-58)
《人名用許容字體》謁(U+FA62; JIS:1-92-15)

説文解字
聽也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
𧭭也。从若聲。
當用漢字・常用漢字

𧭭

説文解字
以言對也。从𨿳聲。

説文解字
猶𧭭也。从聲。

説文解字
辯也。从聲。
《漢字表字體》諸(U+8AF8; JIS:1-29-84)
《人名用許容字體》諸(U+FA22; JIS:1-92-14)

説文解字
志也。从聲。
𧥳 古文詩省。
當用漢字・常用漢字

説文解字
驗也。从韱聲。

説文解字
誦也。从風聲。

説文解字
諷也。从聲。

説文解字
誦書也。从𧶠聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》読

𠶷

説文解字
快也。从

説文解字
說教也。从川聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
曉教也。从聲。

説文解字
專教也。从聲。

説文解字
諭也。从辟聲。

説文解字
徐語也。从原聲。『孟子』曰、故謜謜而來。

説文解字
早知也。从聲。

説文解字
告也。从俞聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
辯論也。古文以爲頗字。从皮聲。

説文解字
告曉之孰也。从𦎫聲。讀若庉。
人名用漢字

説文解字
語諄謘也。从屖聲。

説文解字
論訟也。《傳》曰、詻詻孔子容。从各聲。

説文解字
和說而諍也。从門聲。

説文解字
慮難曰謀。从某聲。
𠰔 古文謀。
𧦥 亦古文。
康煕字典
言部九劃
《古文》 𧦥𠰔
『唐韻』莫浮切『集韻』『韻會』迷浮切、𠀤音牟。『說文』慮難曰謀。『爾雅・釋言』心也。《註》謀慮以心。『廣雅』議也。『玉篇』計也。『字彙』咨難慮患曰謀。『易・訟卦』君子以作事謀始。《疏》凡欲興作其事、必先謀慮其始。『書・洪範』聰作謀。《傳》度也。『詩・小雅』周爰咨謀。《傳》咨事之難易爲謀。『左傳・宣十四年』貪必謀人。《疏》計謀也。又『襄四年』咨難爲謀。《註》問患難也。『前漢・藝文志』權謀者、以正守國、以奇用兵。『晉書・𠛬法志』二人對議謂之謀。
謀面。『書・立政』謀面用丕訓德。《傳》謀面者、謀人之面貌也。
謀主。『左傳・昭九年』民人之有謀主也。《註》民人謀主、宗族之師長。
菜名。『本草綱目』蒔蘿、一名慈謀勒。李時珍曰、番言也。
樂名。『周禮・春官・大司樂疏』『孝經緯』云、神農之樂曰『下謀』。
官名。『金史・百官志』諸謀克、从五品、掌撫輯軍戸、訓練武藝。
姓。『風俗通』周卿士蔡公謀父之後、以字爲氏。
通作。詳規字註。
叶謨悲切、音眉。『詩・衞風』氓之蚩蚩、抱布貿絲。匪來貿絲、來卽我謀。
叶莫徒切、音模。『詩・小雅』民雖靡膴、或哲或謀。《註》膴音呼。
叶况于切、音吁。『焦氏・易林』𢤥公淺愚、不受深謀。
叶滿補切、音母。『詩・小雅』彼譖人者、誰適與謀。取彼譖人、投畀豺虎。
叶莫故切、音暮。『傅鶉觚・馬皇后贊』作后作母、帝諮厥謀。國賴內訓、家應顯祚。
ボウ。ム。
はかる。はかりごと。
解字(白川)
某聲。某は謀の初文。木の枝の先に祝詞の器を著けて祈り、神意に謀ることをいふ。謀を策謀、謀略のやうに用ゐるのは、本來の字義ではない。
解字(藤堂)
某は楳(梅)の原字、暗くて良く分からないの意に轉用される。謀は言と某の會意、某は亦た音符。良く分からない先のことを言葉で相談すること。
當用漢字・常用漢字

説文解字
議謀也。从聲。『虞書』曰、咎繇謨。
𠻚 古文謨从口。

説文解字
汎謀曰訪。从方聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
聚謀也。从聲。
人名用漢字

説文解字
議也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
語也。从義聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
平議也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
審議也。从羊聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
理也。从聲。

説文解字
審也。从聲。
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
常也。一曰知也。从戠聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
問也。从卂聲。
𧨼 古文訊从卥。
人名用漢字

説文解字
言微親詧也。从、察省聲。

説文解字
愼也。从堇聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》謹(U+8B39; JIS:1-22-64)
《人名用許容字體》謹(U+FA63; JIS:1-92-16)

説文解字
厚也。从聲。

説文解字
誠諦也。从聲。『詩』曰、天難諶斯。

説文解字
誠也。从人从。會意。
古文从言省。
古文信。
康煕字典
人部七劃
《古文》㐰䚱
『唐韻』息晉切『集韻』『正韻』思晉切、𠀤音訊。愨也、不疑也、不差爽也。『易・繫辭』人之所助者、信也。『左傳・僖七年』守命共時之謂信。又『爾雅・釋地』大蒙之人信。《註》地氣使然也。
『左傳・莊三年』一宿爲舍、再宿爲信。『詩・豳風』于女信處。又『周頌』有客信信。《註》四宿也。
符契曰信。『前漢・平帝紀』漢律、諸乗傳者持尺五木轉信。《註》兩行書繒帛、分持其一。出入關、合之乃得過。或用木爲之。『後漢・竇武傳』取棨信閉諸禁門。《註》棨、有衣戟也。
古人謂使者曰信。與訊通。『史記・韓世家』𨻰軫說楚王、發信臣、多其車、重其幣。『司馬相如・諭巴蜀檄』故遣信、使曉諭百姓。
州名。唐置信州、卽今廣信府。
姓。信陵君無忌之後。又複姓。『何氏姓苑』有信都、信平二氏。
『集韻』『正韻』𠀤升人切。與申同。『易・繫辭』往者、屈也。來者、信也。『詩・邶風』于嗟洵兮、不我信兮。
。『周禮・春官』侯執信圭、伯執躬圭。《註》信圭、刻人形伸也。躬圭、刻人形屈也。
叶斯鄰切、音新。『詩・小雅』庶民弗信。叶上親。◎按『正韻』云、韓王信本與淮隂侯同名、嫌誤讀作新。今『敘傳』韓信音新、是信本有平、去兩音、其讀平者亦音、而非叶矣。
まこと。あきらか。まかせる。
解字(白川)
會意。言は誓言、神に誓ふ語。誓約の言であるから、信誠の意がある。
解字(藤堂)
會意。言は言明の意。信は、言明したことを押し通す人の行爲を表す。眞つ直ぐのび進むの意を含む。信義の意はその派生義。
解字(漢字多功能字庫)
金文は戰國期に初めて見える。恐らく人言に信あるの意。人に替へて身に從ふ字があり、人と身は音が近く、信の聲符である。本義は誠信。
金文では本義に用ゐる。また、人名、地名に用ゐる。
馬王堆漢帛書では屈伸の伸に當てる。
當用漢字・常用漢字

説文解字
燕、代、東齊謂信訦。从聲。

説文解字
信也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
敕也。从戒聲。

説文解字
誡也。从忌聲。

説文解字
誋也。从韋聲。

説文解字
告也。从聲。
𧧙 古文誥。

説文解字
告也。从从召、召亦聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
約束也。从折聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
問也。从聲。『周書』曰、勿以譣人。

説文解字
訓故言也。从言古聲。『詩』曰詁訓。

説文解字
臣盡力之美。从言葛聲。『詩』曰:“譪譪王多吉士。”

説文解字
餔旋促也。从言束聲。

説文解字
知也。从言胥聲。

説文解字
諫也。从聲。
康煕字典
言部五劃
『唐韻』『集韻』『韻會』𠀤之盛切、音政。『說文』諫也。『戰國策』士尉以証靖郭君、靖郭君不聽。
人名。『唐書・宗室表』司農卿証。
『集韻』諸盈切、政平聲。義同。
セイ。シャウ。
いさめる
解字(藤堂)
言と正(ただす)の會意、正は亦た音符。意見を述べてあやまりをただすこと。

は別字。

説文解字
証也。从言柬聲。

説文解字
深諫也。从言念聲。『春秋傳』曰:“辛伯諗周桓公。”

説文解字
試也。从果聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
用也。从聲。『虞書』曰、明試以功。
當用漢字・常用漢字

説文解字
和也。从言咸聲。『周書』曰:“不能諴于小民。”

説文解字
徒歌。从、肉。
康煕字典
言部十劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤餘招切、音遙。與䚻同。謠歌也。『爾雅・釋樂』徒歌謂之謠。『詩・魏風』我歌且謠。《傳》曲合樂曰歌、徒歌曰謠。孫炎曰、聲消搖也。韓詩曰、有章曲曰歌、無章曲曰謠。戴侗曰:歌必有度曲節、謠則但搖曳永誦之、兒童皆能爲、故有童謠也。『前漢・藝文志』孝武立樂府而采歌謠。『南齊書・五行志』歌謠、口事也。口氣逆則惡言、或有怪謠焉。
毀也。詳字註。
『集韻』或作。『禮・檀弓』陶斯咏、咏斯猶。
『韻會』通作。『前漢・李尋傳』人民繇俗。『師古註』謂若童謠、及輿人之誦。
叶夷周切、音由。『前漢・班固敘傳』嬀巢姜於孺筮兮、旦算祀於挈龜。宣曹興敗於下夢兮、魯衞名諡於銘謠。龜音丘。
䚻 言部四劃
『唐韻』余招切『集韻』餘招切、𠀤音遙。『說文』徒歌也。樂書有章曲曰歌、無章曲曰䚻。『字彙』唐人謂徒歌曰肉聲、故从肉。『詩・國風』我歌且䚻。『石經』作謠。
人名。師䚻、見『宋史・宗室表』。
『玉篇』與周切『廣韻』以周切『集韻』夷周切、𠀤音猷。義同。一曰從也。
『類篇』或書作𧦗
エウ
うた。うたふ。そしる。うはさ。
(國訓) うたひ
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》謡
《人名用許容字體》謠

説文解字
具也。从全聲。
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
喜也。从斤聲。

説文解字
說、釋也。从、兌。一曰談說。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》説

説文解字
會也。筭也。从
當用漢字・常用漢字

説文解字
詥也。从言皆聲。
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
諧也。从聲。

調

説文解字
和也。从聲。
テウ
當用漢字・常用漢字

説文解字
話䛡 合會善言也。从𠯑聲。《傳》曰、告之話言。 段注は會合善言也。とする。
籒文䛡从
康煕字典
言部
《古文》𦧵
クヮイ。ヱ。クヮ。ワ。
當用漢字・常用漢字

説文解字
諈諉、纍也。从言𡍮聲。

説文解字
纍也。从言委聲。

説文解字
戒也。从从敬、敬亦聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
靜語也。从言𥁑聲。一曰無聲也。

説文解字
敬也。从聲。

説文解字
𧧼 人所宜也。从从宜、宜亦聲。
康煕字典
言部
よい。よしみ。
人名用漢字

説文解字
大言也。从言羽聲。

説文解字
善言也。从言戔聲。一曰謔也。

説文解字
嘉善也。从言我聲。『詩』曰:“誐以溢我。”

説文解字
共也。一曰譀也。从言同聲。『周書』曰:“在夏后之詷。”

説文解字
施陳也。从从殳。殳、使人也。
當用漢字・常用漢字

説文解字
救視也。从蒦聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
譞、慧也。从言、圜省聲。

説文解字
大也。一曰人相助也。从言甫聲。讀若逋。

説文解字
思之意。从言从思。

説文解字
寄也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
疏也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
稱也。从聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》誉

説文解字
𢾭也。从言番聲。『商書』曰:“王譒告之。”

説文解字
謝𧬄 辤去也。从䠶聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
齊歌也。从言區聲。

説文解字
歌也。从永聲。
詠或从口。
當用漢字・常用漢字

説文解字
止也。从言爭聲。

𧦝

説文解字
召也。从言乎聲。

説文解字
𧦝謼也。从言虖聲。

説文解字
止也。从言气聲。

説文解字
傳言也。从彥聲。
人名用漢字

説文解字
相迎也。从聲。『周禮』曰、諸侯有卿訝發。
訝或从辵。

説文解字
𠋫至也。从聲。
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
和解也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
迻書也。从朕聲。
康煕字典
言部十劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤徒登切、音騰。『說文』迻書也。『徐曰』謂移寫之也。『玉篇』傳也。『正韻』移書傳鈔也。『元史・選舉志』謄錄試卷、每行移文字、皆用朱書。
人名。崇謄、見『宋史・宗室表』。
本从舟。俗从月、誤。
うつす
解字(白川)
聲符はヨウ。朕にトウの聲がある。朕は盤中にものを容れておくる意。『左傳』に會盟などの載書(條約・協定の書)を、周府や盟府に藏することが多く見え、當事者間の原本の他に、謄本を官府に送つて保管することが行はれた。金文に同銘數器を存するものがあり、その器は謄本としての性格を持つものと考へられる。
解字(藤堂)
朕は、ある物を兩手で持ち上げるさまと、舟印との會意字で、舟を持ち上げる浮力のこと。上にあげる、載せるの意を含む。謄は言と朕の會意、朕は亦た音符、紙を原本の上に載せて敷き寫すこと。
當用漢字・常用漢字

説文解字
頓也。从聲。『論語〔顏淵〕』曰、其言也訒。
康煕字典
言部三劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤而振切、忍去聲。『說文』頓也。『徐曰』頓者、多頓躓也。『玉篇』鈍也。『博雅』難也。『六書故』言難出也。『論語』仁者、其言也訒。
『司馬光・潛虛』訒、仁也。
『韻會』通作。『荀子・正名篇』外是者謂之認。《註》難也。
『集韻』爾軫切、音忍。義同。
『六書正譌』借爲識訒字。別作認、非。
ジン。ニン。
かたい。にぶい。いつくしむ。

説文解字
言難也。从言从内。

説文解字
謯、娽也。从言虘聲。

𧧹

説文解字
待也。从言伿聲。讀若䭆。

説文解字
痛呼也。从言敫聲。

説文解字
恚呼也。从言堯聲。

説文解字
小聲也。从言、熒省聲。『詩』曰:“謍謍青蠅。”

説文解字
大聲也。从聲。讀若笮。
諎或从口。

説文解字
諂也。从言㬰聲。

説文解字
諛也。从閻聲。
讇或省。

説文解字
詐也。从言爰聲。

説文解字
不肖人也。从言敖聲。一曰哭不止、悲聲謷謷。

説文解字
誘也。从言术聲。

説文解字
沇州謂欺曰詑。从言它聲。

説文解字
欺也。从言曼聲。

説文解字
譇拏、羞窮也。从言奢聲。

𧧻

説文解字
慙語也。从言作聲。

説文解字
謺讘也。从言執聲。

説文解字
謰謱也。从言連聲。

説文解字
謰謱也。从言婁聲。

説文解字
相欺詒也。一曰遺也。从言台聲。

説文解字
相怒使也。从言參聲。

説文解字
欺也。从言狂聲。

説文解字
騃也。从言疑聲。

𧬮

説文解字
相誤也。从言𥈀聲。

説文解字
𧩂也。从言山聲。

説文解字
誹也。从言幾聲。

説文解字
加也。从言巫聲。

説文解字
𧩂也。从言非聲。

説文解字
毀也。从言㫄聲。

説文解字
詶也。从言壽聲。讀若醻。『周書』曰:“無或譸張爲幻。”

説文解字
譸也。从言州聲。

説文解字
詶也。从言且聲。

説文解字
詶也。从聲。

説文解字
離別也。从多聲。讀若『論語』跢予之足。周景王作洛陽誃臺。

説文解字
亂也。从孛聲。
誖或从心。
𢨋 籒文誖从二或。

説文解字
亂也。一曰治也。一曰不絕也。从、絲。
𤔪 古文䜌。

説文解字
謬也。从吳聲。
當用漢字・常用漢字

詿

説文解字
誤也。从言圭聲。

説文解字
可惡之辭。从言矣聲。一曰誒然。『春秋傳』曰:“誒誒出出。”

説文解字
痛也。从言喜聲。

説文解字
膽气滿聲在人上。从言自聲。讀若反目相睞。

説文解字
謧詍、多言也。从言离聲。

説文解字
多言也。从言世聲。『詩』曰:“無然詍詍。”

説文解字
不思稱意也。从言此聲。『詩』曰:“翕翕訿訿。”

説文解字
往來言也。一曰小兒未能正言也。一曰祝也。从匋聲。
䛬或从包。

𧧛

説文解字
𧧛𧧛、多語也。从言冄聲。樂浪有𧧛邯縣。

説文解字
語相反䜚也。从言遝聲。

説文解字
䜚誻也。从言沓聲。

説文解字
諍語詽詽也。从言幵聲。

説文解字
言壯㒵。一曰數相怒也。从言巂聲。讀若畫。

説文解字
騃言聲。从、勻省聲。漢中西城有訇鄉。又讀若玄。
𧥻 籒文不省。

説文解字
便巧言也。从言扁聲。『周書』曰:“𢧵𢧵善諞言。”『論語』曰:“友諞佞。”

𧭹

説文解字
匹也。从言頻聲。

𧥣

説文解字
扣也。如求婦先𧥣叕之。从言从口、口亦聲。

説文解字
言相誽司也。从言兒聲。

説文解字
相呼誘也。从言兆聲。

説文解字
加也。从言、从曾聲。

説文解字
忘也。从言失聲。

説文解字
忌也。从聲。『周書』曰、上不諅于凶德。

説文解字
誕也。从言敢聲。
𧧴 俗譀从忘。

説文解字
譀也。从夸聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
詞誕也。从聲。
𧥡 籒文誕省正。
當用漢字・常用漢字

説文解字
譀也。从言萬聲。

説文解字
戲也。从言虐聲。『詩』曰:“善戲謔兮。”

説文解字
眼戾也。从言𥃩聲。

説文解字
䜋也。从言工聲。『詩』曰:“蟊賊内訌。”

説文解字
中止也。从言貴聲。『司馬法』曰:“師多則人䜋。”䜋、止也。

𧬨

説文解字
聲也。从言歲聲。『詩』曰:“有𧬨其聲。”

説文解字
疾言也。从言咼聲。

𧮓

説文解字
譟也。从言魋聲。

説文解字
擾也。从言喿聲。

説文解字
大呼也。从言丩聲。『春秋傳』曰:“或訆于宋大廟。”

説文解字
號也。从言从虎。

説文解字
譁也。从言雚聲。

説文解字
譁𧮉讙也。从聲。
クヮ
かまびすしい
解字(白川)
聲符は。喧嘩をいふ。口喧しく騷ぐ意。字はまた嘩につくる。
解字(藤堂)
形聲。は音符。わあわあと大聲で喧しく言ふ聲を表す擬聲語。
人名用漢字
《漢字表字體》嘩

説文解字
妄言也。从雩聲。
𧪮 謣或从荂。

説文解字
譌言也。从言爲聲。『詩』曰:“民之譌言。”

詿

説文解字
誤也。从言、佳省聲。

説文解字
謬也。从言吳聲。

説文解字
狂者之妄言也。从言翏聲。

説文解字
夢言也。从言巟聲。

説文解字
大呼自勉也。从言、暴省聲。

説文解字
訬、擾也。一曰訬、獪。从言少聲。讀若毚。

説文解字
欺也。从聲。

説文解字
權詐也。益、梁曰謬欺、天下曰譎。从言矞聲。

説文解字
欺也。从聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
詭譌也。从言于聲。一曰訏、𧪰。齊、楚謂信曰訏。

𧪘

説文解字
咨也。一曰痛惜也。从言差聲。

説文解字
失气言。一曰不止也。从言、龖省聲。傅毅讀若慴。
𧮩 籒文讋不省。

説文解字
言謵讋也。从言習聲。

説文解字
相毀也。从言亞聲。一曰畏亞。

説文解字
相毀也。从言、隨省聲。

𧮑

説文解字
嗑也。从言闒聲。

説文解字
說也。从匈聲。
或省。
𧧗 詾或从兇。

説文解字
爭也。从聲。曰、謌訟。
古文訟。
當用漢字・常用漢字

説文解字
恚也。从聲。賈侍中說、謓、笑。一曰讀若振。

説文解字
多言也。从聶聲。河東有狐讘縣。

説文解字
大言而怒也。从聲。
康煕字典
言部五劃
《古文》㱒
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤虎何切、音呵。『說文』大言而怒也。『廣韻』責也。『正韻』譴也。『後漢・文苑傳』禰衡言不遜順、黃祖慙乃訶之。『蜀志・廖立傳』隨大將軍則誹謗譏訶。『北史・張矅傳』勵已溫尋、非欲詆訶古人得失也。
官名。『隋書・婆利國傳』官曰獨訶邪拏、次曰獨訶氏拏。
木名。『本草釋名』訶棃勒、一名訶子。『嵆含・南方草木狀』樹以木梡出九眞。
國名。『唐書・地理志』廣州東南海中有訶陵國。
通作。『前漢・食貨志』縱而弗呵。
通作。『前漢・賈誼傳』大譴大何。『師古曰』何、問也。
通作。『前漢・王莽傳』苛問不遜。
せめる。しかる。
解字(白川)
聲符は。可は祝禱を收めた器を柯枝で毆ち、その成就を求めて、神を呵責する意。その祈る聲を訶といふ。
その聲に自づから聲調があり、訶は歌の初文。金文に歌の意に用ゐる。説文解字の歌の重文を謌につくる。
解字(藤堂)
の會意、可は亦た音符。可は、鉤型に曲がる、眞つ直ぐに行かず、かどで摩擦を起こすといふ基本義を持つ。喉元に強い摩擦を起こして怒鳴ること。
解字(漢字多功能字庫)
金文はに從ひ聲。訶は歌の古字で、歌聲、歌舞を表す。
歌は説文解字の古文に謌につくり、訶と形が近い。簡帛文字の可と訶は相通じる。《郭店楚簡・老子乙》に唯與可、相去幾可(何)。とあるが、《馬王堆帛書・老子甲本》は可を訶につくる。
説文解字のいふところは、後起の義。

𧧰

説文解字
訐也。从聲。讀若指。

説文解字
面相厈罪、相告訐也。从言干聲。

説文解字
告也。从、厈省聲。『論語』曰、訴子路於季孫。
𧪜 訴或从言、朔。
訴或从朔、心。
當用漢字・常用漢字

説文解字
愬也。从聲。

説文解字
譖也。从言毚聲。

説文解字
謫問也。从言遣聲。

説文解字
罰也。从言啻聲。

説文解字
數也。一曰相讓也。从言耑聲。讀若專。

説文解字
相責讓。从襄聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》譲
《人名用許容字體》讓

説文解字
嬈譊也。从言焦聲。讀若嚼。
古文譙从肖。『周書』曰、亦未敢誚公。

𧧒

説文解字
數諫也。从言朿聲。

説文解字
讓也。从言卒聲。『國語』曰:“誶申胥。”

説文解字
問也。从吉聲。
當用漢字・常用漢字

𧫢

説文解字
責望也。从言望聲。

説文解字
責也。从言危聲。

説文解字
告也。从聲。
康煕字典
言部十二劃
《古文》𨨾
『廣韻』『集韻』『韻會』𠀤諸應切、蒸去聲。『說文』告也。『玉篇』驗也。『增韻』𠋫也、質也。『論語〔子路〕』其父攘羊而子證之。『史記・齊悼惠王世家』令其辭證皆引王。『後漢・張衡傳』采前世成事、以爲證驗。『宋書・沈約自序』探摘是非、各標證據。
通。『禮・中庸』雖善無徵、無徵不信。《註》善無明徵、則其善不信也。徵或爲證。
『集韻』唐武后作𨭻
ショウ
あかす。あかし。しるし。
解字(白川)
登聲。登にチョウの聲があり、證はもと徵と聲義の通ずる字であつた。その言に徵驗のあることをいふ。
解字(藤堂)
言と登の會意、登は亦た音符。事實を上司の耳にのせること、上申すること。轉じて、事實を申し述べて、裏附けるの意。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》

説文解字
詰詘也。一曰屈襞。从出聲。
𧬲 詘或从屈。

𧧁

説文解字
尉也。从言夗聲。

説文解字
知處告言之。从言冋聲。

説文解字
流言也。从言夐聲。

説文解字
苛也。一曰訶也。从言氐聲。

説文解字
何也。从隹聲。
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
飾也。一曰更也。从言革聲。讀若戒。

説文解字
怟讕也。从闌聲。
讕或从閒。

説文解字
視也。从㐱聲。
當用漢字・常用漢字

𧪷

説文解字
悲聲也。从言、斯省聲。

説文解字
罪也。从言尤聲。『周書』曰:“報以庶訧。”

説文解字
討也。从言朱聲。

説文解字
治也。从
當用漢字・常用漢字

説文解字
悉也。从言音聲。

説文解字
禱也。累功德以求福。『論語』云、讄曰、禱尔于上下神祇。从、纍省聲。
𧮢 或不省。

説文解字
行之迹也。从、兮、皿。闕。

説文解字
諡也。从言耒聲。

説文解字
恥也。从奚聲。
謑或从奊。

説文解字
謑詬、恥也。从聲。
詬或从句。

説文解字
軍中反閒也。从言枼聲。

説文解字
軍中約也。从聲。讀若心中滿該。
當用漢字・常用漢字

説文解字
傳譯四夷之言者。从睪聲。
當用漢字・常用漢字
《漢字表字體》訳

説文解字
迫也。从言九聲。讀若求。

説文解字
笑皃。从言益聲。

説文解字
疾言也。从三言。讀若沓。

新附

説文解字
謀也。从旬聲。
人名用漢字

説文解字
直言也。从言黨聲。

説文解字
籍録也。从聲。『史記』从並。
當用漢字・常用漢字

説文解字
詎犹豈也。从言巨聲。

𧩮

説文解字
小也。誘也。从言叜聲。『禮記』曰:“足以𧩮聞。”

説文解字
隱語也。从、迷、迷亦聲。
ベイ
(慣用音) メイ
常用漢字(平成22年追加)

説文解字
記誌也。从志聲。
當用漢字・常用漢字

説文解字
訣别也。一曰法也。从、決省聲。
人名用漢字

補遺

康煕字典
言部七劃
『唐韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤而振切、音刃。『玉篇』識認也。『增韻』辨識也。『關尹子・二柱篇』渾人我同天地、而彼私智認而已之。『後漢・卓茂傳』時嘗出行、有人認其馬、解與之、他日別得、亡者詣府送還。『元史・王克敬傳』臨事不認眞、豈盡忠之道乎。
錯認、水酒名。見『南宋市肆記』。
『讀書通』與通。『前漢・儒林傳』孟喜因不肯仞。
『韻會』與通。詳訒字註。
『廣韻』『正韻』而證切『集韻』如證切、𠀤仍去聲。義同。
簡体字
みとめる
(國訓) したためる
解字(白川)
忍聲。字はもとにつくり、聲。説文解字、玉篇、廣雅など古字書に認字は見えない。もと訒と同じく、のち分化した字であらう。認識とは、舊所有者が遺失物を發見し、その所有權を主張し立證することをいふ。
解字(藤堂)
會意、忍は亦た音符。は刀と丶印より成り、粘り強く鍛へた刀のはの部分を丶印で示した指示字。粘り強いの意を含む。忍はそれに心を加へ、じわじわと粘る心を示す。認は、じわじわと對象の特色を心に印象づけること。
解字(漢字多功能字庫)
に從ひ忍聲。本義は識別、辯明。
當用漢字・常用漢字

康煕字典
言部
ヒャウ。ヘイ。
はかる。しなさだめ。
當用漢字・常用漢字

康煕字典
言部
つげる。しらせ。
常用漢字(平成22年追加)

康煕字典
言部
ほこる。あざむく。いぶかる。
(國訓) わびる
人名用漢字

康煕字典
言部
サン
ほめる。たたへる。たすける。
解字(白川)
贊聲。贊の聲義を承ける。漢魏以後、多く讚稱の意に用ゐる。
解字(藤堂)
言と贊の會意、贊は亦た音符。贊は貝(財貨)と兟(揃つて進む)の會意、人と會見するときの贈り物を表す。贈り物は人に會ふ時のたすけになることから、脇から力を合はせてたすけるの意を生じた。讚は、言葉を揃へて、脇から襃め上げること。
人名用漢字
《漢字表字體》讃

康煕字典
口部五劃
『廣韻』『集韻』『韻會』『正韻』𠀤虎何切、音𩑸。『玉篇』責也、與同。『廣韻』怒也。『周禮・地官・比長註』鄕中無授、出鄕無節、過所則呵問、繫之圜土、考辟之也。『史記・李廣傳』霸陵尉醉呵止廣。
通作。『前漢・王莽傳』掖門僕射苛問。
『集韻』博雅云、呵呵、笑也。一曰氣出、亦作㰤。
『韻會』慢應聲、通作
『韻會』寒歌切、音河。『類篇』譙問也。通作。『史記・衞綰傳』景帝立、歲餘不譙呵綰。《註》索隱曰、譙呵音誰何、猶借訪。一曰譙呵者、責讓也。
『集韻』許箇切、音𧬱。嘘氣也。一曰責也。
せめる。しかる。
解字(白川)
聲符は。可は祝禱の器を柯枝で毆つてその實現を責める意で、呵するの意があり、その意に從ふを可といふ。『玉篇』に責むるなり。訶と同じ。とあり、は金文では歌の意に用ゐる。その祝禱の聲調を訶といふ。
解字(藤堂)
の會意、可は亦た音符。可の原字は鉤型に曲がつたさまを示す。それに口を添へて可、更に口を加へて呵となつた。息が喉元で屈曲し、摩擦を帶びつつ出ること。
解字(漢字多功能字庫)
に從ひ聲。責め罵ること、怒鳴りつけることを表す。『史記・田叔列傳』主家皆怪而惡之、莫敢呵。
道の先拂ひ、通行人に道を讓るやう號令することを表す。唐・韓愈『送李願歸盤谷序』人之稱大丈夫者……其在外、則樹旗旄、羅弓矢、武夫前呵、從者塞途。
息を吐くことを表す。『關尹子・二柱』呵之即溫、吹之即涼。
助詞に用ゐる。宋・周邦彥『滿路花・思情』著甚情悰、你但忘了我呵。