説文解字私註 玨部

玨部

説文解字
玨珏𤤴相合爲一𤤴。凡𤤴之屬皆从𤤴。
𤤴或从㱿。
康煕字典
玉部四劃
『唐韻』古岳切『集韻』『韻會』『正韻』訖岳切、𠀤音覺。『說文』二玉相合爲一玨。『徐鍇曰』雙玉曰玨。『集韻』或作瑴。
『類篇』古祿切、音穀。義同。
カク
解字(白川)
會意。二を竝べた形。一綴りの玉をいふ。
解字(漢字多功能字庫)
甲骨文は二あるいは二丯に從ひ、玉を繫いだもの二つの形。殷では玉や貝を貨幣とし、物を串に貫いた。玉の二繫ぎは玨で、貝の二繫ぎは朋である。
金文は瑴につくり、二玉に從ひ、𣪊の省聲、説文解字の或體の形である。噩侯鼎では𨐬の初文に從ひ、𣪊聲につくる。金文では量詞に用ゐ、玉の單位を表す。

説文解字
班𤤻分瑞玉。从𤤴从刀。
康煕字典
玉部六劃
《古文》𤼬
『廣韻』布還切『集韻』『韻會』『正韻』逋還切、𠀤音頒。『書・堯典』班瑞于羣后。
『爾雅・釋言』班、賦也。《註》謂布與。『書・洪範』武王旣勝殷、邦諸侯班宗彝。《傳》賦宗廟彝器酒罇賜諸侯。『左傳・襄二十六年』班荆相與食。《註》班、布也。『公羊傳・僖三十一年』晉侯執曹伯、班其所取侵地于諸侯。
『博雅』班、秩序也。『左傳・文六年』趙孟曰、辰嬴賤班在九人。《註》班、位也。
『集韻』次也。『左傳・桓六年』諸侯之大夫戍齊、齊人饋之餼、使魯爲其班。《註》班、次也。
『集韻』別也。『左傳・襄十八年』有班馬之聲。《註》班、別也。夜遁馬不相見、故作離別聲也。
徧也。『晉語』車班外內、順以訓之。《註》班、徧也。
『揚子・方言』班、徹列也。北燕曰班、東齊曰徹。『易・屯卦』乗馬班如。《疏》六四應初、故乗馬也。慮二妨已路、故初時班如旋也。『書・大禹謨』班師振旅。
雜色也。『禮・王制』班白者不提挈。《註》雜色曰班。
班班、車聲。『後漢・五行志』車班班入河閒。
姓。『風俗通』楚令尹鬪班之後。
縣名。『前漢・地理志』班氏。《註》屬代郡。
班茅、蟲名。『古今注』藥種有五物、五曰班茅、戎鹽解之。
『集韻』或作。『前漢・王莽傳』辨社諸侯。
『韻會』通作。『左傳・成十三年』鄭公子班自訾求入于大宮。『釋文』班、本亦作般。『前漢・郊祀歌』先以雨、般裔裔。《註》先以雨、言神欲行、令雨先驅也。般、讀與班同、布也。裔裔、飛流之貌。
『韻補』叶𤰞連切、音鞭。『何晏・景福殿賦』光明熠爚、文彩璘班、淸風萃而成響、朝日曜而增鮮。
『廣韻』俗作𤦦。『正韻』亦作
康煕字典・𤤻
玉部六劃
『說文』班本字。分瑞玉。从玨从刀。『徐曰』刀以割剖之也。
わかつ。ついでる。つらねる。ならぶ。しく。
解字(白川)
一連の玉たるを解き分かつこと。
解字(藤堂)
玉を二つに切り分けること。
解字(漢字多功能字庫)
玉を刀で二つに分けるさまを表し、本義は玉を切り分けること。派生して分け開くこと。
當用漢字・常用漢字

𨌥

説文解字
車笭閒皮篋。古者使奉玉以藏之。从車、𤤴。讀與服同。
康煕字典
車部八劃
『廣韻』『集韻』『韻會』𠀤房六切、音服。車笭閒皮篋也。『前漢・張安世傳・輕車註』麾𨌥弩。『張衡・西京賦』𨌥弩重旃。《註》𨌥、車闌閒皮篋以盛弩者。
『集韻』或作𨏟。『韻會』通作
『廣韻』『集韻』𠀤蒲蒙切、音蓬。義同。