穴拔け日記 (平成29年12月)

ルーマニア王ミハイ1世陛下には、5日、崩御。陛下は1927年7月20日から1930年6月8日まで、重祚して1940年9月6日から1947年12月30日まで、ルーマニアに君臨されたが、蘇聯占領下に退位を強要され亡命に至つた。1992年に一時歸國、1997年に追放解除となつてからは、ルーマニアとスイスを往來されてゐた由。

後繼は「王冠の守護者」(Custodele Coroanei)なる號を稱される王女マルガレータ殿下。

本項後日追記。

12月1日 (金)

曆日天候地象

舊暦神無月十四日。

皇室事項

28日午前10時2分御出門、ルクセンブルク大公殿下及び公女アレクサンドラ殿下を御案内のため、茨城縣へ行幸啓。午後4時19分還幸啓。

30日、サウジアラビア、UNESCO日本政府代表部、ジブチに赴任の大使に賜謁、引き續き、兩陛下には、各大使夫妻をお茶にお召し。

兩陛下には、30日、御誕生日につき、秋篠宮から御挨拶を受けられた。

皇后宮には、30日、日本・アイルランド外交關係樹立60周年ザ・チーフタンズ來日公演を御鑑賞のため、オーチャードホール(澀谷區)へ行啓。

秋篠宮には、30日、御年52の御誕生日をお迎へになつた。謹んでお慶び申し上げます。

1日、主上御退位に掛かる皇室會議が開催され、御退位の期日を平成31年4月30日とすべきとの意見を決した。

敬宮には、1日、御年16の御誕生日をお迎へになつた。謹んでお慶び申し上げます。