穴拔け日記 (平成29年8月)

8月29日 (火)

皇室事項

7日午前11時55分、於宮中、復興副大臣土井亨、内閣府副大臣福田峰之、同松本文明、綜務副大臣奥野信亮、綜務副大臣兼内閣府副大臣坂井学、法務副大臣兼内閣府副大臣葉梨康弘、外務副大臣中根一幸、同佐藤正久、財務副大臣上野賢一郎、文部科學副大臣丹羽秀樹、厚生勞働副大臣高木美智代、同牧原秀樹、農林水産副大臣谷合正明、經濟産業副大臣西銘恒三郎、經濟産業副大臣兼内閣府副大臣武藤容治、國土交通副大臣牧野京夫、國土交通副大臣兼内閣府副大臣兼復興副大臣秋元司、環境副大臣渡嘉敷奈緒及び防衞副大臣兼内閣府副大臣山本朋広の認證官任命式。

10日、伊、モーリシャス、バングラデシュに赴任の大使に賜謁。兩陛下には、引き續き、各大使夫妻をお茶にお召し。

兩陛下には、10日、國際光學委員會會長荒川泰彦外から、第24回國際光學委員會總會開會式及びレセプション御臨席につき御説明を受けられた。

兩陛下には、10日、駐エクアドル、駐ラトビア、駐ラオス、駐オマーン各歸朝大使夫妻をお茶にお召し。

兩陛下には、14日、新舊外務省綜合外交政策局長に賜謁、引き續き、晝餐にお召し。

15日午前11時42分御出門、全國戰歿者追悼式に御臨席のため、日本武道館(千代田區)へ行幸啓。午後0時31分還幸啓。

17日、新任本邦駐在パキスタン特命全權大使アサド・マジード・カーンの信任狀捧呈式。

17日、新任本邦駐在スロバキア特命全權大使マリアーン・トマーシクの信任狀捧呈式。

兩陛下には、17日、新舊神宮大宮司を晝餐にお召し。

兩陛下には、18日、離任につき前駐日カナダ大使夫妻を御引見。

18日、外務省綜合外交政策局長鈴木哲から御進講。皇后宮にも同。

21日午後3時37分御出門、第24回國際光學委員會總會開會式及びレセプションに御臨席のため、京王プラザホテル(新宿區)へ行幸啓、同5時59分還幸啓。

世間

29日朝、平壤政府はミサイルを發射、本邦越しに太平洋に落著。不屆き千萬であることは言ふを俟たないが、昭和憲法を一向に改正することもなく安穩としてゐる吾等が俄に憤然と騷ぐのは、どうにも馬鹿げてゐるやうに思へる。手段をそもそも持ち合はせざる自國の政府を論ふ連中が跋扈するに至つては、狂氣の沙汰と斷ぜざるを得ず。政府の責を問ふなら、まづは政府に武力行使といふ外交的手段を與へるべきであらう。阿呆らしくて反吐が出る。

8月28日 (月)

曆日天候地象

舊七夕。

皇室事項

2日午前11時30分、於宮中、特命全權大使片上慶一、同加藤義治、同泉裕泰、同宮島昭夫、同髙瀨寧及び特命全權公使岡田隆の認證官任命式。

皇后宮には、2日午前10時8分御出門、第46回フローレンス・ナイチンゲール記章授與式に御臨席のため、東京プリンスホテル(港區)へ行啓、午後0時41分還啓。

3日午後4時50分、於宮中、國務大臣野田聖子、同上川陽子、同河野太郎、同林芳正、同齋藤健、同中川雅治、同小野寺五典、同小此木八郎、同江﨑鐵磨、同松山政司、同茂木敏充、同梶山弘志、同鈴木俊一及び内閣官房副長官西村康稔の認證官任命式。

世間

元首相桐花大綬章羽田孜氏は、28日、逝去。謹んで哀悼の意を表します。

後日追記: 28日附で敍從二位。

8月23日 (水) 處暑

曆日天候地象

處暑(7時20分)。

8月22日 (火)

曆日天候地象

舊暦文月朔日。

8月11日 (金) 山の日

曆日天候地象

山の日。

私事・獨語

高校の同窗會とて、津まで行つた。昔のことも、引き摺り出してみれば、存外出て來るものなのね、と思うた。まあ、精度は大概な氣もするし、他人の名前を覺えるのは矢張苦手なんやなとは再認識させられたわけだが(汗) 行くに當り、あれこれ心配せぬでもなかつたのだが、大抵は杞憂に過ぎず、なかなか愉しい時間を過ごせたやうに思ふ。有り難きこと哉。

8月7日 (月) 立秋

曆日天候地象

立秋(16時40分)。

曆日天候地象: 颱風第5號

氣象廳發表によると、遙か東の太平洋で發生し隨分迂遠な經路を辿つてやつて來た颱風第5號Noruは、7日15時半頃、和歌山縣北部に上陸。18時には奈良市附近、19時には伊賀市附近、20時には甲賀市附近、21時には彦根市附近、23時には米原市附近まで進み、引き續き北東に進行中。

8月3日 (木)

内閣改造

3日、豫定通り内閣が改造された。以下、變更のあつた分。

辭任したのは、高市早苗(綜務相)、金田勝年(法相)、岸田文雄(外相)、松野博一(文科相)、塩崎恭久(厚勞相)、山本有二(農水相)、山本公一(環境相)、松本純、鶴保庸介、石原伸晃、大塚珠代各大臣。

綜務大臣 兼 内閣府特命擔當大臣(マイナンバー制度)
野田聖子
  • 女性が活躍し全ての女性が輝く國づくりに關する施策を綜合的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
法務大臣
上川陽子
外務大臣
河野太郎
文部科學大臣 兼 國立國會圖書館聯絡調整委員會委員
林芳正
  • 教育の再生を推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
厚生勞働大臣 兼 内閣府特命擔當大臣(拉致問題)
加藤勝信
  • 北朝鮮による拉致問題の早期解決を圖るため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
  • 誰もが活躍できる社會を目指し多樣な働き方を可能とする「働き方改革」を綜合的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
農林水産大臣
齋藤健
環境大臣 兼 内閣府特命擔當大臣(原子力防災)
中川雅治
防衞大臣
小野寺五典
國家公安委員會委員長 兼 内閣府特命擔當大臣(防災)
小此木八郎
  • 事前防災の觀點から國土の強靱化を推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
内閣府特命擔當大臣(沖繩及北方對策・消費者及食品安全・海洋政策)
江﨑鐵磨
  • 領土問題に關する施策を集中的且つ綜合的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
内閣府特命擔當大臣(少子化對策・クールジャパン戰略・知的財産戰略・科學技術政策・宇宙政策・男女共同參劃)
松山政司
  • 情報通信技術(IT)による産業・社會構造の變革を圓滑に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
  • 誰もが活躍できる「一億總活躍」の社會を創り上げるための施策を綜合的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
内閣府特命擔當大臣(經濟財政政策)
茂木敏充
  • 社會保障及び税に關する改革を一體的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
  • 人生百年時代を見据ゑた經濟社會の在り方を大膽に構想し「人づくり革命」を綜合的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
  • 經濟の再生を政府一體となつて推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
内閣府特命擔當大臣(規制改革・地方創生)
梶山弘志
  • 行政改革を推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
  • 内閣官房が所掌する國家公務員制度及び行政組織に關する事務を擔當
  • まち・ひと・しごと創生に關する施策を綜合的かつ集中的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當
國務大臣
鈴木俊一
  • 平成三十二年に開催される東京オリンピック競技大會及び東京パラリンピック競技大會の圓滑な準備及び運營に關する施策を綜合的かつ集中的に推進するため企劃立案及び行政各部の所管する事務の調整を擔當

内閣總理大臣臨時代理就任順位は、麻生(副總理)、菅、茂木、野田、林各大臣の順。

先んじて行はれた自民黨人事は、幹事長に二階俊博(再任)、綜務會長に竹下亘、政調會長に岸田文雄、選對委員長に塩谷立、國對委員長に森山裕。

8月2日 (水)

皇室事項

兩陛下には、7月28日、那須から東京にお戻り。

7月30日、於皇靈殿、明治天皇例祭の儀。

兩陛下には、1日、ラオス、イタリア、ポーランドの新任駐日大使夫妻をお茶にお招き。

8月1日 (火)

曆日天候地象

舊暦水無月十日。