娯樂系感想ログ: 咲 -Saki- (TVA)



基礎情報あるいは諸元


各話所感

#1

まあ、基本線は原作通り。基本的に魅せる動きの要素の少いジャンルに關はらず、割と良い感じで映像化してゐる、といふ印象。

わかつちやゐたけど、生徒會長の中の人が某作品と被つてゐるのがいとをかし。

#3

アバンタイトルがなんかムダに壮大な感じ。あくまでも感じだが。でも、何か違ふw

基本線が原作通りなのは變はらずだが、附け足し部分では、久がいい破天荒つぷり。

後は、顏見せ的にぞろぞろ出て來たキャラクターがちやんと出てくる邊りまで早く進んで、良い感じのものを見られれば言ふことないかな、といふ所感。

#4

深夜帶と雖も雀荘は拙かつたのか、雀卓置いてある喫茶店、に變更になつてゐたのはご愛敬。まあ、大勢に影響はないけれども。

取り敢へず、今の所、何もかも久の掌の上といふあたり、この部長、實に食へない。知つてたけどw

#5

まあ、一言で言へば、サービス回。原作では割と斷片しかなかつたものを、上手いこと集めてきて脚色した、といふ感じ。であつてる?

#6

取り敢へずな印象は「優希のターン」。後は、うん、まあ、話の流れといふ奴で片附けてもいいかな的な。ダメか。

#7

ずつと「和のターン」といふか「透華のターン」な氣がした今回。EDも何か變はつてたし。なんとなう、繋ぎな印象、と言つたらダメ?

EDの咲の衣裳、なんかイメージとずれがあつたのは俺だけか? まあ、ええんやけど。

【後日註】上述の咲の衣裳、原作コミックスの冒頭のカラーに元ネタあり。でもやつぱりイメージとずれが。

#10

取り敢へず繋ぎ、といふか、來週(一週で終るのかは謎だが)初めて見せ場が來る豫定の久の舞臺を整へてお仕舞ひ、といふ感じか。えらくご都合主義な見方をすれば、だがw

#11

メインラインは、久の前半戰。ええ、なんか無茶苦茶、なのは分つちやゐたけど、無茶苦茶。お行儀が惡いのは、原作に輪を掛けてゐた氣もする。

ただ、それだけでは尺が短いので、回想とか、主人公がダラしなく寢てるところとか、ペンギンのぬいぐるみを巡る騷動とかで穴埋め。咲の寢てる樣は、本當、ダラしないの一言に盡きて、何のサービスにもなつてゐないといふ點で逆に貴重かも。

あと、回想部分の一の衣裳がどうなつてゐるのか、考へたら負けか? まあ、原作通りやけどもさ。

#12

一番の印象みたいのは、風越のキャプテンの久に對する意識と、久の記憶の餘りのギャップ。なんといふか、片想ひに近い。

試合はそこそこに、副將戰の面々が順繰りで紹介されてゐた感じがする。透華と一のところは、一寸膨らまし過ぎやらう、と思つたが、このアニメの基調が頑なであるといふいい例證ではあると思ふww

來週は、オカルト否定論者が、オカルト發動、でいいんよね?

#13

和のターン、といふより、透華のターン、といふ方が相應しい感じの今回。但し、言動面で、やけど。肝腎の麻雀では透華は何もしてなかつたからねえw

デジタル派vsデジタル派といふこともあつてか、デジタルな感じのするイメージキャラクターまで用意、したのは原作者だが、結果、映像表現の幅が擴がつてゐるのは良い感じだと思ふ。

和の状態遷移は、あれはあれでオカルト。と思ふのは俺だけか?

#14

今週の主役はステルスモモ。本來の主人公は、本當出番がさつぱりない。

透華は、先週の引きからの續きで、意地を見せたものの、追撃しようといふところをステルス性能を搭載したトンデモに敢へなく撃墜されて前半戰終了。その後も、何か狙はれてゐたやうな印象。

アニメ的には、下の名前が被つた中の人に言及しておくか。原作讀んで口調からイメージしてゐたものと、實際あてられた聲がはてさて合ふのか、と見る前は思つたのが事実だつたりするが、いい意味で裏切られた。

#15

前半はステルスvsデジタルの極み。目立ちたがり屋は、結局その願望を果たせず仕舞で副將戰終了。

といふことで、やうやく主人公が動作開始。嶺上2連續で魔物振りを披露して主人公の面目躍如したと思つたら、搶槓で撃墜されてショボーンとなつたところで次回に續く。もう一匹の魔物は、今回は取り敢へずマスコット的な登場をしただけ。

#16

こども劇場ならぬ衣劇場開演。

といふことで、主人公特權といふパラメータ補正のかかつた咲を凌駕する魔物ぶりを早速發揮。お子樣な言動と、魔物の顏が入れ替はり立ち替はりするあたりが、原作通りとはいへ、却つて魔物ぶりを強調してゐる氣がする。小氣味良い好敵手といふよりは、まさに立ちはだかる仇敵といふ感じ。咲は御蔭で、先週やうやく主人公らしくなつたのに、また霞んでしまつたw

ただ、コミックスの6卷を、録畫のチェックの前に讀んでしまつたので、そして、その超展開の方に氣持ちを持つていかれたので、今回の感想は半ば投遣りだつたりする。

#17

衣劇場續演。

といふことで、風越を0點に追ひやり、絶對的な優位に立つた衣だつた訣だが。なりがアレなのでまだいいが、やつてることは本當兇惡。

かくして主人公が特權を生かして活躍する最高の見せ場が整つたのでw、咲は華菜に搶槓させて衣劇場に幕を引いた、と言つていい筈。しかし、見せ場になるまで何もしなかつたのか、出來なかつたのか、どちら?と、思つて仕舞はないでもないタイミングの絶妙さ。まあ、自分の點數は減らしてるんだけども。

本筋もだが、清澄の控へ室での會話での和の突つ込みからも、この作品のキーワード「オカルト」を意識せずにはゐられないww

#18

前回、衣劇場に一旦幕を下ろした主人公は、再びしばし控へ目に。

咲も衣も大人しくしてゐる間に、殘りの二人は一應の見せ場を貰ふ。まあ、なんか、お情けな感じもするけど。

その後は、咲がさくさくと安上がりで自分の親番に廻した後、嶺上絡みで強烈な一撃を炸裂。今回は、この咲の見せ場の爲に組まれた構成、といふ氣がw

流石の衣も、これには反應したが、その邊りについては多分次回以降で掘り下げるやうな氣がするので、放置。

#19

なんか闇黒面に突入した衣は劇場再び? 海底で咲の親番を終らせ、オーラスに。

その終局、主人公樣は、なんか和やかな臺詞を口にした後、衣から大明槓、その後も連續槓で最後は嶺上。なんか物凄く残酷な氣がしたのは俺だけ?ww 最早オカルトでもないよこれ。

といふことで、衣に拂はせて逆轉、豫定調和して了。

#20

原作は消化したと思しきにより、今回からはアニメオリジナルになると思はれ。取り敢へず、宮永照のデザインとかは、原作者がやつたのか?といふ疑問だけ呈しておかうか。漫畫だと、ラスボス的に登場するやらうからねえw

取り敢へず今回は繋ぎ的なサービス回な感じ。清澄と龍門淵はプールで邂逅、風越はずつと合宿、鶴賀は學校。團體戰が終つて皆一段落みたいな割とのほほんとした雰圍氣といふ印象。冒頭と最後の、照とお仲間のおつかなさ加減と比べれば、實にのほほん。

次回からの個人戰の、對戰カードが氣になるところ。

#21

個人戰一日目。印象に殘つたところをつまんでおく。

#22

個人戰二日目。半莊戰になつて、優希は一氣に陷落な感じw

咲は咲で、主人公のくせに、なんだか噛ませ犬に。久の槓封じに、沢村智紀、ステルスモモが乘つたおかげで、一人沈み。なんだかおいおいといふ展開ww

そして、最後に、ステルスモモがいよいよステルス機能を發動して、以降次回。さて、主人公の面目躍如なるのか? それとも?

#23

個人戰二日目續き。

ステルス機能發動の桃子に、殘り三人はどうする?といふ邊りから開始だつたが、先週いいところなしの主人公が、回想をヒントにステルス機能をキャンセルし、最終的に逆轉。ゼロ子の能力つて、大ポカも大勝ちもせずに點數調整するものとばかり思つてゐたけど、必殺技を適當に加減するだけやつたのか? 槓封じだけであそこまで四苦八苦するのは、何か、今まで持つてたイメージとずれがあるなあ。

それは兔も角、結局、最後は、主人公らしく個人でも全國進出を決めて了。でも、なんか微妙な氣がしたのは、俺だけ?

#24

繋ぎ的な回。赤點取つた優希に振り回されたとも言ふw

タコス屋での咲と和の崩れつぷりには吹いたww 後は、まあ、次回最終回に繋がれば、といふ感じで、さくさくと流れてゐた印象。

#25

最終回。でも、麻雀のシーンは、豫選團體決勝次鋒戰の面子のみ。リベンジを狙ふ三人に對し、佳織の繰り出した「初心者的必殺技」は緑一色。酷いww

後は、百合で押し通したやうな印象。いや、卓球なんてのもあつたか。庶民的とか言つておいて、あの死屍累々を築くとは、透華も本當負けず嫌ひといふか、目立ちたがりといふか。まあ、あそこくらゐしか出番なかつたけどなw

エンディングは、二期遣る氣十分、と取つていいのかな。原作の都合で、直ぐには出來さうもないけれど。まあ、やるなら見るよ、といふところで締めておく。




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